アーツカウンシル東京の事業

鈴木ユキオプロジェクト 「堆積 -Accumulations」 シビウ国際演劇祭招聘公演

  • 団体名 : 特定非営利活動法人 魁文舎
  • 区分 : 国際的な芸術交流活動
  • 助成タイプ : 単年
  • 分野 : 舞踊

事業概要

鈴木ユキオプロジェクト「堆積 -Accumulations」のシビウ公演。
振付・演出・出演:鈴木ユキオ、出演:安次嶺菜緒・西山友貴・山田暁・小暮香帆、宮悠介 
舞台監督:河内崇、照明:吉田一弥、音響:齊藤梅生、記録写真・映像 八ッ橋紀子、制作:花光潤子 

約70分のダンス作品。スベトラーナ・アレクシエービッチ(2015年ノーベル文学賞受賞作家)の『チェルノブイリの祈りー未来の物語』にインスパイアされた作品。そのテキストが朗読される中、男女6名のダンサーが淡々と踊り、人間の無邪気さと愚かさ、そして命のたくましさと尊さが、浮かび上がる。2016年にシアタートラムで初演後、とよはし芸術劇場、京都芸術大学などで再演し、戦乱や災害などさまざまな葛藤の中で生きる現代と人間存在の様相を繊細かつ忍耐強く捉えた稀有な作品と高い評価を得た。今回は海外版として英語テキストの朗読を流し、更に作品を練り上げ再構築した。

プロフィール

【特定非営利活動法人 魁文舎】
1985年舞台芸術のプロデュース公演を企画制作する組織として設立。1992年に有限会社として法人化、2006年10月に特定非営利活動法人(NPO)としての認定を受け活動を継続している。
92年~97年まで、湘南台市民シアターの自主事業を委託制作。笠井叡、室伏鴻などの舞踊公演をはじめ、ダムタイプ、太田省吾の演劇海外公演など数多く手掛けてきた。またアジア女性演劇会議、日韓舞踏フェスティバルの事務局長、JADE国際フェスティバルの委員などを務める。2014年、2016年と国際ダンスネットワークを開催。舞台芸術の国際交流に長年貢献してきた。


【鈴木ユキオプロジェクト】
振付家・ダンサー:鈴木ユキオによるプロジェクト。世界40都市を超える地域で活動を展開し、既成の表現スタイルにとらわれず「ダンスとは何か」「現代の表現とは何か」を常に模索。しなやかで繊細に、かつ空間からはみだすような強靭な身体・ダンスは、多くの観客を魅了している。映像作品への出演、音楽家との共同制作など、活動は多岐に渡る。また、子ども出演ダンス作品の振付や、障害のある方とのワークなど、身体と感覚を自由に開放し、個性や感性を刺激する表現を生み出している。

お問い合わせ

【NPO法人魁文舎】
〒103-0022
東京都中央区日本橋室町1-9-9コダマビル5F
特定非営利活動法人 魁文舎
理事長
花光潤子
TEL:03-3275-0220
FAX:03-3275-0221
info@kaibunsha.net


【鈴木ユキオプロジェクト】
鈴木ユキオプロジェクト
ディレクター 
鈴木ユキオ
kingyo.company@gmail.com

実施場所

スタジオホール (シビウ/ルーマニア)


※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。