日本の「国体」を題材にしたケダゴロの新作ダンス作品。歴史的・社会的事件に取材するクリエーションに取り組んできたケダゴロが、「皇后」という存在/概念にフォーカスし、これを起点にして国体論にまつわる虚構と現実を行き来しながら、日本の「国体」とあさっての方向から向かい合う。現代日本の存立を攪乱する、ケダゴロの「国体論」。
【振付・演出・構成】下島礼紗
【出演】
木頃あかね 小泉沙織 中澤亜紀 下島礼紗
※以上、ケダゴロ
鹿野祥平(東京乾電池) 岸本茉夕 佐藤冴太郎 おかだゆみ あいま采乃
阪田小波 篠原陽 金指喜春
【ケダゴロ】
下島礼紗が主宰するダンスカンパニー。2013年結成。現在は6名のメンバーを軸に活動を行う。主な作品として、連合赤軍事件を題材に、クリエーションの過程を集団的狂気の構造と重ねるカンパニーの代表作『sky』(2018)、1980年代の「松山ホステス殺害事件」犯人である、整形逃亡犯の福田和子を題材とした『ビコーズカズコーズ』(2021年)、最新作として、韓国における「セウォル号沈没事故」に取材した『세월』(2022)などがある。 また、「SIDance」(韓国)や、「Hong Kong Dance Exchange」(香港)など、海外のダンスフェスティバルからも招聘を受ける。 “「ダンス」とは、世の中を解釈する為の一つの手法である” という理念のもと、国境を越えて「論争」を生む作品を国内外で発表している。「KYOTO CHOREOGRAPHY AWARD 2020」にて京都賞(大賞)とオーディエンス賞をW受賞。第17回「日本ダンスフォーラム賞」受賞。公益財団法人セゾン文化財団<セゾンフェローI(2022-2025)>、国際ダンスフェスティバル『踊る。秋田』公認アソシエイト・アーティスト。
ケダゴロ
kedagoro@gmail.com
シアタートラム(東京都世田谷区)
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