アーツカウンシル東京の事業

からだの対話の場をひらく

  • 団体名 : AAPA
  • 区分 : 区分なし
  • 助成タイプ : 単年

事業概要

本事業は、コロナ禍の経験を経て「触れる/触れられる」ことに課題や関心を持った方を対象に、他者と接触しながら即興で踊るContact Improvisationを応用したワークを起点として、ひとりでは捉えづらい「からだが感じていること」を互いに確かめ合う『からだの対話の場』をひらく試みである。月1開催のワークショップとトーク・ミーティングでは、一般公募の参加者と本事業の創作メンバーが同じ立場で参加した。その場で交わされた様々な体験や言葉を参照する形で、6月の舞台公演・美術展示の創作が行われ、観客同士で「触れる/触れられる」ワークを体験する機会や、ワークショップ参加者の言葉を引用した「触れる/触れられる/触れられない」と題した音声展示を行った。また鑑賞後に観客のみが参加する形での哲学対話や、ゲストを招いたシンポジウムなどを行い、創作・発表の場と一般参加者・観客の主体性を引き出す場の共存に取り組んだ。

プロフィール

【AAPA】
2004年に「日常と舞台を地続きに見せるプロジェクト」として活動を始め、様々な空間でダンス作品を上演。2013年に「からだへの気づき」を促すボディワークとContact Improvisationのクラスを行う「日の出町団地スタジオ」を北千住(東京都足立区)にオープン。各地でワークショップも行い、様々な人が「からだ」に意識を向けて、普段は言葉にならないことを通じて交流する場を広げることを目指している。

お問い合わせ

〒120-0021 東京都足立区日ノ出町27 日の出町団地1号棟103
AAPA
代表
上本竜平
aapajp@gmail.com

実施場所

両国門天ホール(東京都墨田区)
藝とスタジオ(東京都墨田区)
日の出町団地スタジオ(東京都足立区)
BUoY(東京都足立区)
仲町の家(東京都足立区)


※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。