戦後現代音楽の巨匠ヤニス・クセナキスが日本の能からインスピレーションを受けて作曲した《エオンタ》を、初演60周年を記念し、能楽師のサポートによる新演出によって上演する世界初の試みであった。
ピアノはクセナキスから最も信頼されたピアニストの一人である大井浩明で、金管パートは日本のオーケストラのトップ奏者が務めた。
大井によるクセナキスのピアノ独奏曲・全5曲も一気に上演された。
【曲目】マイケル・フィニッシー:《ピアノ協奏曲第4番》、ヤニス・クセナキス:《6つのギリシア民謡集》《ヘルマ》《エヴリアリ》《靄》《ラヴェル頌》《エオンタ》
【出演】大井浩明(ピアノ)、大井 駿(指揮)、高橋 敦、服部孝也(トランペット)、小田桐寛之、伊藤雄太、菅 貴登(トロンボーン)、田中敏文(演出補佐)
【アートアンドメディア株式会社】
アートアンドメディア株式会社は、元大学教員とゼミ卒業生たちによって2020年8月に設立された。
前身であるミュージックスケイプ社の音楽資産を継承しつつ、ゼミのテーマであった「アートと広報」を加えて事業領域を定め、デジタルコンテンツ制作から各種広報業務、そしてクラシックや現代音楽のコンサートとCD制作に携わっている。
アートアンドメディア株式会社
代表取締役
石川一久
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豊洲シビックセンターホール(東京都江東区)
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