日本でほとんど演奏されていない海外の最新のピアノ曲をテーマごとに紹介し、テーマと関連する邦人作曲家への新作委嘱、および旧作再演を行うことを目的とする。
第2回となる本公演では、イタリア出身の作曲家:F. Filidei, M. Momi, S. Sciarrino, M. Lanza, G. Manca, S. Gervasoniの作品(日本初演含む)とイタリア在住の杉山洋一 Yoichi Sugiyama、イタリアで研鑽を積んだ久保哲朗 Tetsuo Kuboの作品でプログラムを組み、ピアノの多用な特殊奏法を追求してきた両国門天ホールならではの公演となった。演奏は自身も作曲家であり、これまでに数多くの新作初演を行っている篠田昌伸 Masanobu Shinoda。
【台信遼】
国立音楽大学 Kunitachi College of Music、パリ国立高等音楽院 Paris Conservatoire 作曲科修士課程修了。作曲家としてヴェネツィア・ビエンナーレ、アルス・ムジカ、ワールド・サクソフォン・コングレスなどの音楽祭で作品を発表するほか、日仏現代音楽協会 Franco-Japanese Association for Contemporary Musicの事務局長として演奏会・公開講座・マスタークラス等の企画制作を行っている。
両国門天ホール(東京都墨田区)
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