世界的に評価を受けるパーカッショニスト・加藤訓子が、日本の若き俊英たちとともに挑む欧州遠征。ルーマニア、オランダ、フランス、英国、イタリアを巡り、20世紀の巨匠クセナキスの作品を中心に据えた公演を展開する。
クセナキスの母の故郷であるルーマニアでは、四大都市のナショナルホールにて彼の名作を響かせ、歴史と音楽の交わりを描く。フランスと英国では、能楽師・中所宣夫との共演による、クセナキス作品と能の融合という斬新な試みで東西の美意識が交わる舞台を披露。
また、オランダとイタリアでは、加藤訓子によるマスタークラスと、現地演奏家との共演を通じた国際交流の場を創出。
【特定非営利活動法人芸術文化ワークス】
目的:意欲的芸術創造活動を持続的に実施してゆく目的で設立され、同時に地域の芸術文化振興、芸術の国際交流、次世代人材育成に寄与することを目的とする。
特色:グローバルに現役で活躍する芸術家を代表理事に据え、デザイナー、芸術文化施設管理者、建築家、企業経営者等、幅広い芸術事業のプロフェッショナルが理事を務める。日本初世界へ作品と情報の発信に努め、世界的な評価を基準値とした事業を展開する。
沿革:メセナ的芸術文化事業を行い、広く芸術文化の振興に寄与することを目的に設立され、2017年度より芸術家・加藤訓子を代表理事として迎え、より高度な芸術性、国際性の高い芸術文化事業を企画、実施し、次世代若手芸術家の育成と芸術による地域活性化を目指す。
ジョージエネスクコンサートホール(ブカレスト/ルーマニア)
ブラショフフィルハーモニックパトリアホール(ブラショフ/ルーマニア)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。