アーツカウンシル東京の事業

UNIca「アンティピオル」

  • 団体名 : UNIca
  • 区分 : 都内での創造活動
  • 助成タイプ : 単年
  • 分野 : 舞踊

事業概要

坂田有妃子が主宰するUNIcaの新作公演『Antipiol(アンティピオル)』を、2025年3月28日(金)から3月30日(日)まで、シアターバビロンの流れのほとりにてで上演した。
本作のタイトルは、精神疾患の少女の手記に登場する、幻聴の声を指す軟膏の名前から着想を得た。坂田有妃子は、「彼女だけでなく、誰でも心の中にある自分でもわからない感情、押さえつけられた思い、トラウマなどが何かのきっかけでアンティピオルのように現れるもの」と捉え、人間の内面に潜む複雑な感情や、それらとの葛藤を身体表現で深く掘り下げた。
本公演では、照明家の藤本隆行、音楽・音響の侘美秀俊といった実力派の技術スタッフに加え、上田創、古茂田梨乃、斎木穂乃香、鄭亜美、平多理恵子といった個性豊かなダンサーが出演、ライブ演奏にはMiya(modular flute)と池田拓実(computer)が加わり、深い世界観を創り上げた。

プロフィール

【UNIca】
坂田有妃子主宰のダンス・アートの制作団体。
【ウニカ】とは スペイン語で「唯一の 奇妙な とっておきの」という言葉に由来する。

実施場所

シアターバビロンの流れのほとりにて(東京都北区)


※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。