アーツカウンシル東京の事業

理性的な変人たちvol.4『寿歌/寿歌Ⅱ』

  • 団体名 : 理性的な変人たち
  • 区分 : 都内での創造活動
  • 助成タイプ : 単年
  • 分野 : 演劇

事業概要

風吹きすさぶ中、町を目指して荒野を行く九重五郎吉一座宣伝隊。眼には見えない観客に向けて、ええかげんな芸を繰り広げながら、モヘンジョ・ダロ(死者の丘)を目指して歩く…

核戦争後の世界を描いた『寿歌』と、核戦争の少し前を描いた『寿歌Ⅱ』を二本立てで上演。現代ではもはや寓話と言いきれないリアリティのあるこの二作を、争いの果てに故郷を追われた世界中の人々に想いを馳せながら、登場人物の性別や年齢設定にとらわれない配役で立ち上げた。

作:北村想
翻訳・上演台本・演出:生田みゆき
出演:荒巻まりの、滝沢花野、廣田高志、谷山知宏、小林春世、坂本七秋
舞台監督:原義則、照明:松本永、照明オペ・演出助手:万葉、音響・ムーブメント:大園康司、音楽(主題歌・劇中音楽):高良久美子、映像収録:浜嶋将裕、宣伝美術・小道具・衣装製作:荒巻まりの、当日運営:八木井里緒、制作:理性的な変人たち

プロフィール

【理性的な変人たち】
「人が繋がるために演劇に何ができるか、そのための表現とは何かを模索する」ことを目的に、「演劇科」のない東京藝術大学出身ながら演劇の道を選んだ5人で設立。
30代女性ならではの切り口を大切にしながら、今の日本で求められている演劇表現を意識的に問い続け、「時代」を映すことに挑戦する。
第31回読売演劇大賞にて、生田みゆきが優秀演出家賞受賞。当団体vol.3『海戦2023』が対象作品として選出された。

実施場所

BUoY(東京都足立区)


※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。