アーツカウンシル東京が主催・共催するイベント情報

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音楽がヒラク未来

ジャンル:
  • 音楽 ,
  • 講座・シンポジウム

東京フォーラム 連携と人財育成がつなぐ未来

音楽で社会に何が出来るのか、そしてそれはどのようにして可能になるのか。この問いは、今、音楽に携わる多くの者につきつけられている課題です。全国各地で従来の公演以外にも、様々な取り組みが行われ、社会問題を解決・緩和することに有効な方策として、ますます音楽に期待が寄せられています。音楽がより身近な芸術として、その役割を果たすため、アーティストが、ホールが、行政が、企業が、そして市民が何を考え、何を行っていけばよいのでしょうか?

この東京フォーラムでは、この問いに、日本の情報発信の基地である「東京」の視点から迫ります。キーワードは<連携>と<人財>。東京文化会館が考える<人財>とは、豊かな音楽芸術文化をつくり、支える人のこと。そして、この<人財>こそが私たちの活動のレガシーそのものです。より豊かで面白い、未来にひらかれた音楽をつくるために、どのようなミッションが必要なのかを議論します。そして、東京から全国へ、東京から世界へも発信できる面白さや仕組みを可能にするために、どのような<人財>と<連携>のスキルが求められているのかを考えます。

5月12日(金)12:30~ 仲道郁代(ピアノ)による特別コンサート追加開催決定!

芸術監督・監修

仲道郁代
人気実力ともに日本を代表するピアニスト。全国各地での公演他、年間20 回のアウトリーチ活動など精力的に行う。また10 年に及ぶサントリーホールでの公演は毎年完売、大好評を博している。一般財団法人地域創造理事、桐朋学園大学教授。
http://www.ikuyo-nakamichi.com

プログラム内容

【5月12日(金)】
・12:30~13:00
プレ・コンサート*
仲道郁代(ピアノ)
ショパン作曲 ポロネーズ第6 番 変イ長調 「英雄」 op.53
エルガー作曲 愛のあいさつ op.12
ドビュッシー作曲 ベルガマスク組曲より〈月の光〉

・13:00~14:10
オープニング* 桃原慎一郎(東京都生活文化局次長)
基調講演*
「聴くことが、未来をヒラク?」
仲道郁代(ピアニスト)
「ポスト2020のレガシーとしての音楽による文化創出とは(仮)」
平田竹男(内閣官房東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会推進本部事務局長)

・14:15~15:40
パネルディスカッション*
「東京だからこそヒラク音楽による未来:未来を創る人財を育てるために」
梶奈生子(東京文化会館 事業企画課長)
柿塚拓真(日本センチュリー交響楽団/豊中市文化芸術センター)
湯浅真奈美(ブリティッシュ・カウンシル アーツ部長)
モデレーター:田澤拓朗(上田市交流文化芸術センター サントミューゼ)

・16:00~17:20
BUNKA KAIKANN NOWから未来へ「東京文化会館で育つ人財たち」*
東京文化会館が実施しているWorkshop Workshop!の選りすぐりのプログラムの一部をご紹介します。
<はじめましてクラシック>
アンサンブル・ミクスト[梶川真歩(フルート)、本多啓佑(オーボエ)、中田小弥香(ファゴット)、嵯峨郁恵(ホルン)、西川智也(クラリネット)]、磯野恵美(東京文化会館ワークショップ・リーダー)
<カラダ・オト・ウタウ>
たかせみお、野口綾子(東京文化会館ワークショップ・リーダー)
<アウトリーチ・プログラム>
瀧村依里(ヴァイオリン/読売日本交響楽団首席ヴァイオリン奏者)、内門卓也(ピアノ)

・17:35~19:00
グループディスカッション
テーマ1「東京が”連携”する仕組みを創り、人財を育てるとは」
モデレーター:柿塚拓真(日本センチュリー交響楽団/豊中市文化芸術センター)
テーマ2「アーティストは何を考えるのか」
モデレーター:仲道郁代(ピアニスト)


【5月13日(土)】
・10:30~12:00
アーティストトーク*
「アーティストは語る:私たちは人財になりうるのか」
モデレーターのお話*
「社会的人財としてのアーティスト」
仲道郁代(ピアニスト)
鈴木優人(作曲、指揮、ピアニスト、チェンバリスト)
中野翔太(ピアニスト)
モデレーター:吉本光宏(ニッセイ基礎研究所研究理事)

・13:30~16:00
パネルディスカッション
「東京文化会館から発信:人を創りつなぐということ」
田中玲子(認定特定非営利活動法人トリトン・アーツ・ネットワーク/第一生命ホール)
田澤拓朗(上田市交流文化芸術センター サントミューゼ)
津村卓(一般財団法人地域創造プロデューサー)
モデレーター:吉本光宏(ニッセイ基礎研究所研究理事)
グループディスカッション
「音楽家が活躍してヒラク未来へ」
「東京全域が繋がりヒラク未来へ」
「東京が全国と繋がりヒラク未来へ」

・16:15~17:00
ミニ・コンサート*
「だから音楽!聴くことから効くことへ」
仲道郁代(ピアノ)、中野翔太(ピアノ)、梶川真歩(フルート)、渡邊晴菜(特別出演)
予定曲目:
ラフマニノ作曲  プレリュード Op.3-2 鐘、プレリュード Op.32-12
ドビュッシー作曲 シリンクス
ラヴェル作曲 亡き王女のためパヴァ―ヌ ほか

・17:15~18:00
クロージング*
「音楽がヒラク未来東京宣言。育てる!繋がる!発信する!」
田中玲子(認定特定非営利活動法人トリトン・アーツ・ネットワーク/第一生命ホール)
田澤拓朗(上田市交流文化芸術センター サントミューゼ)
津村卓(一般財団法人地域創造プロデューサー)
モデレーター:吉本光宏(ニッセイ基礎研究所研究理事)

※内容や登壇者はやむを得ぬ事情で変更になることがあります。予めご了承ください。

定員

300名
(グループディスカッションに参加ご希望の方のみ、先着100名)

対象

文化施設における様々な音楽活動に関心のあるアーティスト、文化施設職員、コーディネーター、ワークショップリーダー、文化芸術関係者、自治体関係者など
(*のプログラムは一般の方も聴講可能です。)

参加費

無料

申込方法

【音楽文化事業関係者の方】
申込用紙に必要事項をご記入の上、メール(bunka_info@t-bunka.jp)かFAX(03-3828-1601)にて東京文化会館 事業企画課までお送りください。

【一般聴講をご希望の方】*のプログラムのみ
メールまたは往復はがきにてお申し込みください。
申込の詳細はこちらをご確認ください。

※ご記入いただいた個人情報は、本フォーラムのためのみに使用します。

お問い合わせ

東京文化会館 事業企画課
〒110-8716 東京都台東区上野公園 5-45
電話 03-3828-2111(代表)
FAX 03-3828-1601

開催場所

東京文化会館 小ホール ほか

チラシ

クレジット

主催
東京都/東京文化会館・アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)
助成
一般財団法人地域創造、平成29年度 文化庁劇場・音楽堂等活性化事業