「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2017」は日本を代表する様々な伝統芸能を、世代を超えて多くの方にわかりやすく楽しくご紹介するとともに、海外からの観光客を含む多くの方々に、神楽坂の魅力に触れていただく「まちと人が一体になった祭」です。伝統芸能になじみのない方々から若い世代、そして外国の方々まで気軽に楽しめるイベントです。
本祭では、毘沙門天善國寺境内の「楽座」では江戸時代の講釈場(こうしゃくば)を再現し、講談などの語り芸を披露。神楽坂のメインストリートにおける路上パフォーマンス、見番における芸者衆の踊りとお座敷遊び、情緒溢れる散歩と歴史ガイドが楽しめるスタンプラリー、数々の大道芸に遭遇するタイムスリップ、そして赤城神社神楽殿で古典芸能を味わう夕暮れライブまで、街中で日本文化の魅力をたっぷりと楽しめます。
※前夜祭の詳細はこちらをご覧ください。
その昔、人々が集う神社仏閣の境内に設けられた講釈場からは、様々な情報が発信されました。今年も毘沙門天善國寺境内に設けるステージを講釈場に見立て、若手講釈師による講談のほか、琵琶語り、浄瑠璃(義太夫節)、浪曲などの伝統語り芸が神楽坂の魅力を賑やかに彩ります。伝統芸能の初心者の皆様にも、わかりやすい言葉でお楽しみいただけます。
日時
11月12日(日)11:30~16:30頃
会場
毘沙門天善國寺境内特設ステージ
参加料
無料
出演
玉川奈々福(浪曲)、田辺銀冶×こと(笛)、竹本京之助×鶴澤賀寿(義太夫節)、長須与佳(薩摩琵琶)
司会進行
石井要吉(助六店主)
神楽坂路上界隈3か所にライブスポットが出現します。神楽坂通りのどこにいても、ちょっと足を止めれば様々な伝統芸能のパフォーマンスが楽しめます。息をのむ技巧あり、聴きほれる名演奏あり。伝統とモダンが融合したユニットから、江戸の粋を今に伝える実演家まで、幅広い年代層の方々にお楽しみいただけます。
日時
11月12日(日)12:10~16:30頃
会場
神楽坂界隈(「志満金」前、神楽坂上交差点前、パークリュクス神楽坂前ポケットパークの3か所)
参加料
無料
出演
マクイーン時田深山(箏)×ブルース・ヒューバナー(尺八)、花舞鳥歌風遊月響雅楽団(雅楽)、セ三味ストリート(津軽三味線パフォーマンス)、丸一仙翁社中(江戸太神楽)、大多和正樹(和太鼓)×岩田卓也(尺八)×小林真由子(箏)、こときき(笛・津軽三味線)、望月晴美連中(邦楽囃子)、藤山大樹(手妻)、木場大輔(胡弓) 他
石畳や黒塀など風情のある神楽坂の路地や横丁。そぞろ歩けば偶然のように出逢う「流しの芸能」。今年も、地元神楽坂在住で新内節の人間国宝・鶴賀若狭掾(つるがわかさのじょう)の一門による、粋な姿の「新内流し」が神楽坂界隈を流します。そして同様に、大変人気が高い城端曳山祭「庵唄(いおりうた)」。約300年の伝統を誇る城端曳山祭(じょうはなひきやままつり)〔富山県南砺市〕で伝承され、江戸端唄の流れをくむ城端独特の「庵唄」の若連中が、今年も神楽坂のまちを練り歩きます。まちの雰囲気と一体になり、江戸の風情がよみがえるひと時です。
【新内流し】
日時
11月12日(日)12:30頃~13:00頃、14:00頃~14:30頃、15:30頃~16:00頃
会場
神楽坂界隈(寺内公園からスタート)
参加料
無料
出演
鶴賀若狭掾一門(鶴賀伊勢吉 他)
【城端曳山祭<庵唄>】
日時
11月12日(日)12:00頃~12:40頃、13:10頃~13:50頃、14:20頃~15:00頃
会場
神楽坂界隈(毘沙門天善國寺からスタート)
参加料
無料
出演
宝槌会(城端庵唄)
日本固有のおもてなしの一つに、宴席での芸者衆とのお座敷遊びがあります。神楽坂芸者衆による唄や三味線、踊りを鑑賞した後、お客さんもご一緒に”お座敷ゲーム”が体験できます。会場は、花柳界の玄関「見番」。普段は入れない芸者衆の稽古場です。外国の方にもわかりやすく、気軽に楽しんでいただけます。
日時
11月12日(日)
第1部 13:00~14:00/第2部 14:30~15:30(内容は各回同じ)
会場
東京神楽坂組合・見番
出演
神楽坂芸者衆
立方:千佳、英子、福子
地方:眞由美(唄)、夏栄・櫻子(三味線)、由みゑ(鳴物)
参加料
2,500円
※要事前申込(各回40名)
※当日英語パンフレット配布、英語逐次通訳あり
チケット発売:10月2日(月)10:00~
チケット取扱:Confetti(カンフェティ)
http://www.confetti.web.com/
TEL:0120-240-540(平日10:00~18:00)
※チケットは完売いたしました。ありがとうございました。なお、当日券の販売はございません。
江戸時代からの名所であり、夕景の美しいスポットとしても知られる赤城神社。そのモダンで美しい神楽殿で、江戸太神楽、尺八、長唄三味線と邦楽囃子による、古典的色彩が濃く趣のあるライブを展開します。そしてフィナーレは、出演者・来場者・スタッフが一体となって祭を厳かに締めくくります。
日時
11月12日(日)17:00~18:00頃
会場
赤城神社 神楽殿
参加料
無料
出演
丸一仙翁社中(江戸太神楽)、ブルース・ヒューバナー(尺八)、鳥羽屋里夕連中(長唄三味線)×望月晴美連中(邦楽囃子)
司会進行
シリル・コピーニ(落語パフォーマンス)
江戸時代から明治・大正時代の名所旧跡まで7か所をめぐるスタンプラリー、そして8か所ある歴史スポットでは神楽坂をよく知る「案内人」によるガイドがあります。路地を入った先にある白銀公園では、昔ながらの紙芝居や江戸糸あやつり人形などの大道芸を実演。子供たちはもちろん、大人も懐かしく楽しむことができます。スタンプを7つすべて集めた参加者には、記念品として数量限定のオリジナル手拭を贈呈します。
日時
11月12日(日)11:30~16:00(記念品交換は16:30まで ※数量限定)
会場
神楽坂界隈 7か所のスタンプポイント
8か所の歴史ガイドスポット
白銀公園
参加料
無料(各ポイントでスタンプシート付きラリーマップを配布)
出演
渋谷画劇団(紙芝居)、上條充(江戸糸あやつり人形)
※内容は変更になる場合があります。
神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2017事務局(古典空間内)
TEL:03-5478-8265
2017年11月12日(日)11:30~18:00頃
※雨天決行、荒天中止