2011年6月、三宅島大学開校前に大久保浜で水中スケッチを行なった三宅島大学教授日比野克彦(アーティスト)が新春の三宅島を訪れ、その雄大な自然を相手に公開制作を行ないました。1月7日より、三宅島大学本校舎にて、島の自然と向き合い、対話した痕跡を展覧会としてお披露目しています。ぜひご覧ください。
本展では、2014年1月5日(日)~6日(月)に日比野克彦が三宅島で描いた絵を展示しています。島の雄大な自然と、じっくりと対峙した中で生まれた8枚の絵。躍動感あふれる三宅島の絵を、どうぞお楽しみください。
公開制作の様子はこちらからもご覧いただけます。
https://www.facebook.com/MiyakejimaUniversity?ref=stream
会期
2014年1月7日(火)~3月9日(日)[木曜休] ※延長しました
時間
9:00~16:30(要事前連絡)
※常駐マネージャーが外出している場合もありますので、お手数ですが、来場前に大学本校舎(04994-8-5888)までご連絡ください。
人は何故絵を描くのでしょうか?
一番最初に絵を描いたのは誰なのでしょうか?
その人は、どんな気持ちで絵を描き始めたのでしょうか?
今回の三宅島で滞在した4日間の間に、島の中で印象に残った場所を訪ねて、その場所でその風景と対峙し、
その場の力を体にとりこみながら、手の先に筆を持ち、白いキャンパスペーパーに色と形を使い、伝えていきました。
絵の力は紙の上の色とか形ではなくて、いまここにいるあなたが、この絵を見た時に、その絵が何かを伝えた時に、
初めて「絵」になるのだと思っています。私はそんな風に伝えたくて、絵を描いています。
2014.1.7 日比野克彦 (展覧会挨拶文より抜粋)
Photo:後藤充
日比野克彦 (アーティスト/東京藝術大学教授/三宅島大学教授)
1958年岐阜市生まれ。
さまざまな地域の人々と共同制作を行い、受取り手の感受する力に焦点を当てたアートプロジェクトを展開し、社会で芸術が機能する仕組みを創出する。
2003年、明後日新聞社を開始・継続。2012年、種は船~航海プロジェクト、2013年、瀬戸内国際芸術祭「海底探査船美術館OTOTOI丸」など。六本木アートナイト2013においてアーティスティックディレクターを務めるほか、川崎市岡本太郎美術館で個展「Hibino on side off side 日比野克彦」展を開催。
日本サッカー協会理事。
三宅島大学本校舎(御蔵島会館)
〒100-1212 三宅島三宅村阿古1807-1
Tel: 04994-8-5888(木曜休)
Mail: info@miyakejima-university.jp
三宅島大学プロジェクト実行委員会事務局
三宅村役場総務課庶務係
Tel: 04994-5-0981(平日8:30~17:15)
主催:東京都、東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)、三宅島大学プロジェクト実行委員会、三宅村