必要なのは基礎力。「思考と技術と対話」です。
社会のさまざまな場面で立ち上がっているアートプロジェクトの現場。そこでは今ある行政や経済の枠組みとは別の発想で、地域で起こっていることに向き合い、何ができるかを考え、企画をかたちにする力が求められています。社会的な課題を「思考」すること、現場をつくるための「技術」を知ること、問題意識を共有する人たちと出会い「対話」をすること――。Tokyo Art Research Lab「思考と技術と対話の学校」は、アートプロジェクトを動かす人のための学校です。
「基礎プログラム」は、アートプロジェクトの運営に関わっている人や、アートプロジェクトを担う人材としての基礎体力を身につけたい人を対象に、通年で開講します。
4つのアプローチ
1 仕事を知る
今まさにアートプロジェクトの現場を動かしている事務局の方に、準備/企画/実施/記録・報告/検証・評価といった日常業務について伺います。
現場での振る舞い方や心得、そして直面するであろう課題についてゲストとともに考えます。
2 現場に出会う
都内および近郊のアートプロジェクトの現場を訪問し、活動を見たり、関係者の方々のお話を聞いたりします。
3 思考を深める/想像を広げる
さまざまな分野の第一線で活躍するゲストとの対話をとおして、多様な視点や社会的な課題と出会いながら、思考を深め、視野を広げ、そもそもなぜアートプロジェクトを行うのかを考えます。
4 情報収集力を身につける
インプットなくして、アートプロジェクトというアウトプットは生まれない――。
インプット力に長けたゲストを招き、アートプロジェクトに必要な情報収集術、活用術について学びます。
4人のスクールマネージャーが学びをサポート
授業の理解を深めるための情報提供や、受講生の相談に応じます。
アートプロジェクトの現場に関わっていない受講生には、現場の紹介も行います。
対象:アートプロジェクトの運営に関わっている人、関わる意志のある人
募集人数:30人
受講形式:通年(原則として、全日参加)
受講料:一般 60,000円/学生 40,000円(最大10人まで)
書類及び面接により受講者を決定します。
詳細・申込は公式ウェブサイトへ
2014年5月18日(日) 14:00~15:30
東京文化発信プロジェクトROOM302
(東京都千代田区外神田6-11-14[3331 Arts Chiyoda 3F])
参加無料・事前申込不要
主催:東京都、東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)
企画協力: 一般社団法人ノマドプロダクション
2014年6月~2015年2月
前期:6月22日、7月6日、20日、8月3日、24日、9月7日
後期:10月5日、11月9日、12月14日、1月18日、2月1日(すべて日曜開催)
午前の授業:10:15~13:00、お昼休憩:13:00~14:00、午後の授業:14:00~17:30