30年の歴史に幕を閉じる吉祥寺バウスシアターの最後に花をそえるべく、全国を舞台に活躍するアーティスト・淺井裕介が、その外壁や内壁に9日間絵を描きました。私たちに素晴らしい映画を提供しつづけてくれた老舗映画館の時空にインスピレーションを受け、淺井の絵画は、バウスシアターの方やお客様からの温かく感慨深いメッセージが添えられた、色濃い作品となりました。
今回のトークイベントでは、バウスシアターでの淺井裕介による制作風景を終始とらえ続けた写真家の細川葉子さんが、3名の登壇者に「THE LAST BAUS×TERATOTERA」に込めた想いを尋ねます。 登壇者は、バウスシアターに10年以上勤め、同館の名物イベント「爆音映画祭」から、閉館に向けた最後の企画「THE LAST BAUS」までを支えられた武川寛幸さんと、その最後を彩った淺井裕介さん、バウスシアターと様々な企画を恊働してきたTERATOTERAのチーフディレクター小川希です。 これまで、それぞれの立場で芸術や文化を生み出してきた3名にとって「THE LAST BAUS×TERATOTERA」とはどのような意味を持つ出来事だったのでしょうか。バウスシアターの歴史の最後の1ページに刻まれたこのプロジェクトと、閉館したバウスシアターのその存在について改めて振り返ります。
登壇者:武川寛幸 (バウスシアター)、淺井裕介 (画家)、小川希 (TERATOTERAチーフディレクター)
司会:細川葉子 (写真家)
定員:30名(要事前申込)
※定員に達したため、お申し込みを締め切りました。
参加費:500円