千住を舞台に、凧や空から音が降ることを目指してやってきた千住フライングオーケストラのファーストステージ、いよいよファイナルを迎えます。ファイナルといってもオーケストラが終わるわけではありません。セカンドステージに向けての門出でもあります。千住の舞台に一般公募で集まってくれたチーム・アンサンブルズのみなと天候や風に左右されながら試行錯誤の3年間。どうにか凧から音が出るようになってきました。この先これをどうオーケストラにしていくかという難しい命題を受け継いでくれるのは、美術系のテクニシャンとして長いキャリアを有し、わたしといくつもの作品を作って来た山元史朗です。 彼等の新しい門出に向けての新春凧揚げ大会、どうかお楽しみに。
— 大友良英 —
2014年3月、千住の魚河岸 足立市場にて開催された「千住フライングオーケストラ 縁日」の大成功から更なる進化を遂げ、はじまりの舞台である荒川河川敷虹の広場へ帰ってくる! 音の出る凧を始めとする知恵と技術の集積を、ホームグラウンドで披露します。大空の下で不思議な音を楽しんだ後は、すぐ近くの寺院 安養院にてトークを実施。大友良英と、山口情報芸術センターや日本科学未来館の職員などを経験した山元史朗や大友の思いを受け継ぐ者達が、これまでに作ってきた“空から音を降らせる手法”を解説しつつ、これからの千住フライングオーケストラについて語り合います。 これまで、千住に限らない様々な場所で空を見上げ、数え切れない風に吹かれてきました。 過去と未来、全ての思いが空を舞う一日。 空と音の更なる可能性を探る旅路は、まだまだ続きます。
■料金
無料
■出演
大友良英、山元史朗、松本祐一、遠藤一郎
お申し込み、お問い合わせは公式ウェブサイトをご確認ください。
主催:東京都、東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)、 東京藝術大学音楽学部、特定非営利活動法人音まち計画、足立区
2015年1月11日(日)13:00〜15:00
第一部:13:00-13:40
第二部:14:00-15:00
【第一部】「新春凧揚げ大会」
会場:荒川河川敷 虹の広場
※第一部のみ、雨天時中止。
[中止の場合は公式サイト (http://aaa-senju.com/otomo)にて告知]
【第二部】「みんなでタコトーク」
会場:安養院
※第二部のみ、先着 50 名[事前申込可能]
※事前予約が定員に達しない場合のみ、当日受付を実施 [実施の場合は公式サイトにて告知]