ほくさい音楽博は、世界に名を轟かせた葛飾北斎への尊敬の念を込めて、北斎の生誕地でもある墨田区周辺地域の子供達に、世界中の響きの美しい楽器に触れてもらい、その歴史を学び、練習を重ね、発表会を行っていく音楽プログラムです。
今年度の募集プログラムは、昨年度に引き続き「スティールパン」「義太夫」「ガムラン」の3つに加え、新たに「和楽器」が登場!
「ほくさい音楽博」でしか教わることのできないオリジナルのプログラム内容と、魅力ある講師のみなさんにも注目です。
たくさんのご応募をお待ちしております!
キラキラしたドラム缶の音!「スティールパン」で合奏しよう!
地球の裏側にある、カリブ海に浮かぶ小さな島トリニダード・トバゴで生まれたドラム缶楽器「スティールパン」。現地では、それぞれの村にチームがあり、パンヤードと呼ばれる練習場で小さな子供からお年寄りまで誰もが演奏を楽しんでいます。遠いカリブ海の風と匂いを、キラキラした音から感じてみよう!日本を代表するスティールパン奏者の原田芳宏さんが教えてくれます。
定員
低・高学年15名ずつ
練習日程
各日 低学年:9:30~10:30、高学年:11:00~12:00(全6回)
1.2018年11月23日(金・祝)
2.2018年12月2日(日)
3.2018年12月9日(日)
4.2019年1月6日(日)
5.2019年1月20日(日)
6.2019年2月3日(日)
練習会場
トッピングイースト(東京都墨田区本所2-10-7 1階)
講師
原田芳宏
1994年にスティールパン奏者としてバンド「PAN CAKE」を結成しメジャーデビュー。96年単身トリニダード・トバゴに渡り日本人初の現地オーケストラ・メンバーとして《PANORAMA》の決勝までを経験する。2004年、Panorama Steel Orchestraファーストアルバムを発表。2015年には第1回スティールパン世界大会に60名で渡航し参加。現地で熱狂的な支持を得て、世界第9位入賞の栄冠を勝ち取る。音楽を通して表現し求める事は「本質的に美しいものを作ること。ファンタジーが全て。それは一瞬で消えてしまう。」
江戸時代にタイムスリップ!「義太夫」で大声出しちゃおう!
300年の歴史を持つ日本の伝統芸能・義太夫は歌舞伎や文楽の音楽としても知られています。お腹から声を出して、物語を節(メロディ)に乗せて語る気持ちよさは格別です。恥ずかしがり屋の子供達でも大丈夫。女流義太夫の竹本京之助さんと鶴澤弥々さんの楽しい指導は、自然と声を出す楽しさを教えてくれます。発表会では義太夫特有の衣装も着て舞台に臨みます。
定員
新規:5名/継続:10名(対象:昨年度参加者/受付終了)
練習日程
1.2018年11月25日(日)13:30~15:30
2.2018年12月16日(日)13:30~15:30
3.2018年12月23日(日・祝)13:30~15:30
4.2019年1月13日(日)10:00~12:00
5.2019年1月27日(日)10:00~12:00
6.2019年2月3日(日)10:00~12:00
練習会場
トッピングイースト(東京都墨田区本所2-10-7 1階)
講師
竹本京之助(太夫)
舞台女優活動中に竹本駒之助の義太夫に出会い、平成16年入門、平成18年初舞台、国立演芸場「女流義太夫演奏会」「本朝廿四孝」十種香の段、郎党にて初舞台。平成27年3月義太夫協会新人奨励賞受賞。
鶴澤弥々(義太夫三味線)
竹本弥之太夫に師事。平成18年国立演芸場にて、仮名手本忠臣蔵八段目道行旅路の嫁入りで初舞台。以後、素浄瑠璃(太夫と三味線のみ)にて出演。平成28年3月義太夫協会新人奨励賞受賞。
ポンポン!ドン!日本の打楽器を打って五人囃子になっちゃおう!
日本の音楽には欠かせない囃子(はやし)。雛人形でおなじみの五人囃子も少年楽士たちが鼓や笛を演奏しています。小鼓(こつづみ)、大鼓(おおつづみ)など打楽器を中心に奏でられる歌舞伎の音楽・歌舞伎囃子は「伝統音楽って堅苦しそう」と言うような先入観がひっくり返るほど自由で、楽しさに溢れています。鼓から三味線、歌までこなすスーパープレイヤー・望月太左衛さんの指導で和楽器の多彩な魅力を体験しましょう。(※参加者の子供達の年齢に合わせて笛や謡、三味線の指導もあります)
定員
10名
練習日程
各日10:00~12:00(全6回)
1.2018年11月25日(日)
2.2018年12月16日(日)
3.2018年12月23日(日・祝)
4.2019年1月13日(日)
5.2019年1月27日(日)
6.2019年2月3日(日)
練習会場
トッピングイースト(東京都墨田区本所2-10-7 1階)
講師
望月太左衛
重要無形文化財・長唄(総合認定)保持者。東京藝術大学にて博士号(音楽)取得。250年前より続く歌舞伎囃子望月流宗家家元である父・十代目望月太左衛門に幼少より師事。「伝統芸能教場・鼓樂庵」を主宰。特定非営利活動法人日本音楽囃子文化研究会理事長を兼任し、世界遺産・京都平等院、滋賀県坂本日吉大社はじめ全国で邦楽の普及・啓蒙活動を続ける一方、20年以上都内幼稚園での「おはやしの会」を継続するなど邦楽教育に力を注いでいる。
またアメリカ、ドイツ、イタリア、スロベニア等、海外における演奏及び東洋思想「陰陽論」を基とした『間について』の博士論文発表、講演と活動範囲を拡大している。
不思議な音のうず、インドネシアの「ガムラン」を体験してみよう!
1万3千もの島々からなる東南アジアのインドネシアで生まれた音楽「ガムラン」。とっても不思議な魅力をもつこの音楽と踊りは、世界中の人々に愛されています。たくさんの種類の楽器と、男の子でも女の子でも一緒にできる踊りが合わさってひとつの物語を作ります。本物のガムランを体験してみましょう。
定員
楽器:15名/舞踊:10名
練習日程
各日10:00~12:00(全5回)
1.2019年1月6日(日)
2.2019年1月13日(日)
3.2019年1月27日(日)
4.2019年2月3日(日)
5.2019年2月9日(土)
練習会場
さくら橋コミュニティセンター(東京都墨田区向島2-3-8)
講師
鳥居誠(ガムラン)
1958年山田流鳥居家の次男として東京で生まれる。幼少より山田流箏曲はじめ南インドのムリダンガム、長唄三味線、琴古流尺八を習得。東京芸術大学邦楽課に琴古流尺八で入学。同大学院卒。在学中にバリ島にてガムランと出会い、その後は日本初のバリガムラン演奏グループの発足に貢献。レコード会社の制作ディレクター等を経て、現在はガムラン演奏・企画&フリーの企画・制作プロデューサーとして活動している。
練習日程
2018年11月23日(金・祝)~2019年2月9日(土)
※詳細日程は上記各プログラム情報をご参照ください。
練習会場
トッピングイースト、さくら橋コミュニティセンター
対象
小学生(事前申込)
料金
参加費5,000円(発表会当日の衣装代、貸衣装代含む)
※プログラムB・Cの足袋は各自でご用意ください。
応募フォーム
2018年度「ほくさい音楽博」ガムラン参加小学生応募受付フォームよりお申込みください。
フォーム入力後、確認のため自動返信メールが届きます。自動返信メール到着後、3日以内に事務局より受付の可否についてご連絡いたします。
info@toppingeast.com と toppingeast@gmail.com からのメールが受信できるように設定してください。
応募締切
2018年12月25日(火)
申込先着順で、定員になり次第受付終了となります。
※プログラムA:スティールパン、プログラムB:義太夫は、プログラムC:和楽器は定員に達したため、受付を終了しました。
発表日程
2019年2月10日(日)
発表会場
回向院(東京都墨田区両国2-8-10) ほか周辺会場
特定非営利活動法人法人トッピングイースト
TEL: 080-9671-7507(11:00-18:00 不定休)
E-mail:info@toppingeast.com