アーツカウンシル東京が主催・共催するイベント情報

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第13回TURNミーティング

ジャンル:
  • アートプロジェクト ,
  • 講座・シンポジウム

きく・ふれる・そうぞうする ~身体感覚を通してとらえる世界~

“違い”を超えた出会いで表現を生み出すアートプロジェクト「TURN」。「TURNミーティング」では、「TURN」の可能性について多彩なゲストとともに考え、語り合います。
今年度のTURNミーティングではこれまで、触覚や視覚に焦点をあて、様々な分野で活躍される盲ろう者やろう者をゲストにお招きし、世界のとらえ方や表現の仕方について思考を深めてきました。
今回は、聴覚と身体感覚に焦点をあて、ブラインドサッカー選手の駒崎広幸さんと鳥居健人さんをゲストにお招きします。空間把握の仕方から様々な身体感覚、そして他者とのコミュニケーションの方法にどのような形があるのか。長年サッカーに親しむゲストとTURN監修者の日比野克彦のトークを通して掘り下げていきます。

当日のスケジュール

15:00 開始
15:00~15:15 はじまりの挨拶
 出演者:日比野克彦(TURN監修者、アーティスト、東京藝術大学美術学部長・先端芸術表現科教授)、森司(TURNプロジェクトディレクター)
15:15~15:30 第1部:活動紹介 ~ブラインドサッカーと身体感覚~
 出演者:駒崎広幸(「埼玉T.Wings」、日本ブラインドサッカー協会所属)、鳥居健人(「free bird mejirodai」、参天製薬株式会社所属)
15:30~16:25 第2部:きく・ふれる・そうぞうする ~身体感覚を通してとらえる世界~
 出演者:駒崎広幸、鳥居健人、日比野克彦
 聞き手:森司
16:25~16:30 おわりの挨拶

出演者プロフィール

(c) JBFA
駒崎広幸(こまざきひろゆき)
ブラインドサッカーチーム「埼玉T.Wings」、日本ブラインドサッカー協会に所属。34歳で網膜色素変性症となり、約10年間新聞配達員として勤務。44歳でスポーツを始め、45歳でブラインドサッカーチーム「埼玉T.Wings」に入団。スポーツを通じて自身の心が回復し人生が変化した経験から、視覚障害者がスポーツを通じて自信を取り戻すきっかけを作りたいと精力的に活動中。現在はウォーキングサッカーやユニバーサルサッカーなど様々な競技にも挑戦。日本ブラインドサッカー協会では体験型教育プログラム「スポ育」を主に担当。


鳥居健人(とりいけんと)
ブラインドサッカーチーム「free bird mejirodai」、参天製薬株式会社 企画本部CSR室に所属。2歳で網膜芽細胞腫により失明。盲学校での生活を送る中、11歳でブラインドサッカーを始める。15歳でブラインドサッカー日本代表として世界選手権に出場。16歳でゴールボールを始め、日本代表としてアジアユースパラゲームズ、世界選手権に出場。国家資格を取得し、ヘルスキーパーとして6年間勤務。所属している参天製薬株式会社では、インクルージョン社会実現のため、失明や視覚障がいに対する人々の認知・理解の向上、共に楽しみ価値観を共有する活動を精力的に行っている。

(c) Mitsuru Goto
日比野克彦(ひびのかつひこ)
TURN監修者、アーティスト、東京藝術大学美術学部長・美術学部先端芸術表現科教授、岐阜県美術館館長、日本サッカー協会理事・社会貢献委員会委員長。1958年岐阜県生まれ。1982年日本グラフィック展大賞受賞。1986年シドニービエンナーレ参加。1995年ベネチアビエンナーレ参加。2003年より越後妻有アートトリエンナーレ参加。2010年より瀬戸内国際芸術祭参加。2013~15年六本木アートナイト、アーティスティックディレクター。平成27年度芸術選奨文部科学大臣賞(芸術振興部門)受賞。

参加費

無料
※事前申込不要、手話通訳・文字支援等のアクセシビリティサポート付き

視聴方法
TURN公式ウェブサイトより視聴いただけます。

※出演者やプログラム内容等は、やむを得ない事情により変更になる場合がございます。

お問い合わせ

TURN運営本部
TEL:03-3824-9039(10:00~17:15 土日祝日を除く)
E-mail:info@turn-project.com

開催場所

オンライン

クレジット

主催
東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、特定非営利活動法人Art’s Embrace、国立大学法人東京芸術大学