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東京アートポイント計画活動記録集

これからの文化を「10年単位」で語るために
― 東京アートポイント計画 2009-2018 ―

2009年に始動した東京アートポイント計画の10年の歩みを収録しました。プログラムオフィサーが培った知見をまとめた「中間支援の9の条件」、事業の足跡を年ごとに振り返った「これまでの歩み 2008→2018」、東京アートポイント計画の共催団体のメンバーとの対話を収めた「プロジェクトインタビュー」、これからの10年を見据えた展望や事業の可能性にふれたインタビューやディスカッション等で構成しています。巻末には資料として、これまで発行してきた200冊のドキュメントのリストも掲載しています。

※本書については、東京アートポイント計画のブログ記事でも詳しくご紹介しています。

CONTENTS

はじめに 森司 (東京アートポイント計画 ディレクター)
東京アートポイント計画とは
もくじ

  • SECTION1 中間支援の9の条件
    P.13-70

    1 「プログラムオフィサー」の職域を拓く
    2 「協働」のかたちを探る
    3 「拠点」づくりの要件を考える
    4 「コミュニティ」が育つ環境をつくる
    5 「事業予算」の適正規模を探る
    6 「多様性」を保持する
    7 「評価」の仕組みをつくる
    8 「人材育成事業」と連携する
    9 「アーティスト」に学ぶ

  • SECTION2 これまでの歩み 2008→2018
    P.71-162

    2008年 東京アートポイント計画「前夜」
    2009年 動きながら事業基盤をつくる
    2010年 現場に応答しながら、展開する
    2011年 最も多い事業数の実施へ
    2012年 事故から学んだ「組織」としてのふるまい
    2013年 「プログラムオフィサー」のことばをつくる
    2014年 東京アートポイント計画の第二創業期
    2015年 組織改編がもたらした事業整理
    2016年 風通しをよくするコミュニケーション
    2017年 10周年に向けた棚卸しがはじまる
    2018年 10年後を視野に入れた活動指針

  • SECTION3 プロジェクトインタビュー
    P.163-216

    ・縮小社会に向き合う、「看取り」のアートプロジェクト[東京スープとブランケット紀行] 羊屋白玉
    ・逆境から生まれた、考える装置としてのアート[リライトプロジェクト] 林曉甫+菊池宏子
    ・答えの前で立ち止まり続けることで生まれる生態系[小金井アートフル・アクション!] 宮下美穂
    ・「利き手」を封じたときに見える音楽のあり方[トッピングイースト] 清宮陵一
    ・実験と失敗が広げる、「まち」という名の劇場[アトレウス家] 長島確+佐藤慎也

  • SECTION4 東京アートポイント計画 2009→2029
    P.217-235

    ・「人」を財産にしながら、ちょっとずつ進む 小山田徹
    ・アートプロジェクトがつくる、地域の「居場所」 竹久侑
    ・東京アートポイント計画のこれまでとこれから 芹沢高志×太下義之×熊倉純子×森司
    ・おわりに 大内伸輔+坂本有理+佐藤李青

  • REFERENCES 資料
    P.237-269

    ・東京アートポイント計画の変遷 10年間の32のプロジェクト
    ・ディレクター/プログラムオフィサープロフィール
    ・外部委員一覧

CREDIT

企画・執筆|大内伸輔・佐藤李青・坂本有理(アーツカウンシル東京)
編集ディレクション|川村庸子
編集|佐藤恵美
編集補助|岡野恵未子(アーツカウンシル東京)
アートディレクション・デザイン|TAKAIYAMA inc.
印刷|株式会社サンエムカラー
製本|株式会社渋谷文泉閣
監修|森司(アーツカウンシル東京)
発行|アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)
発行日|2019年3月29日

©アーツカウンシル東京

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