アーツカウンシル東京の事業

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2022年度 アーツカウンシル・フォーラム「都市の創造力で世界とつながる -東京の現在と未来-」

公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京では、芸術文化分野において、今日的かつ重要なテーマを取り上げるフォーラムを毎年開催しています。
今回のフォーラムでは、芸術文化が都市にもたらす価値やその可能性にスポットを当てます。

芸術文化や創造力は、私たちの都市や社会の未来を考える上で必要不可欠です。東京都では「未来の東京戦略」を策定し、「世界から選ばれる文化都市」を目指して、芸術文化による感動や新たな価値の発見、賑わいを創出すると共に、東京の魅力を世界に発信する拠点の形成や芸術文化のエコシステムの構築を推進しています。本フォーラムでは、芸術文化の創造・発信が活発な都市の魅力や強みについて、国内及び香港からプレゼンターを迎え、各々の立場からご意見を伺います。
ポスト2020の東京は、どのようにして芸術文化を通じて都市のアイデンティティを発信し、世界都市との交流を深めていくことができるのか、東京の現在と未来について多角的に考えていきます。


アーツカウンシル・フォーラムについて
芸術文化分野において今日的かつ重要なテーマを取り上げるフォーラムを開催し、様々な分野の有識者の方々にご登壇いただき、国際都市としての芸術文化施策の在り方をめぐる議論の場の創出を目指しています。

登壇者(順不同・敬称略)

山中珠美(一般財団法人森記念財団 主任研究員)
ポール タム(香港 西九龍文化区管理局(West Kowloon Cultural District Authority: WKCDA)パフォーミング・アーツ部門エグゼクティブ・ディレクター)
内田まほろ(一般財団法人JR東日本文化創造財団 高輪ゲートウェイシティ(仮)文化創造棟準備室室長)

モデレーター
五十嵐太郎(建築史・建築評論家)

登壇者プロフィール


山中珠美(一般財団法人森記念財団 主任研究員)
森ビル株式会社入社後、愛宕グリーンヒルズ、ヴィーナスフォート、六本木ヒルズ森アーツセンターのプロジェクトで企画開発を担当。2003年より現職。専門分野は文化と産業、体験型観光、都市計画。東京の観光体験に着目した「東京のブランド力」(2012年)や、都市が持つ文化創造力やその支援方法に着目し、第一線で活躍する文化の担い手らへのインタビューを実施した調査研究「ロンドン式 文化・クリエイティブ産業の育て方」(2016年)、「ニューヨーク版 文化・クリエイティブ産業の育ち方」(2018年・2019年)、「文化の力、都市の未来」(鹿島出版会、2023年)を担当執筆。


ポール タム(香港 西九龍文化区管理局(WKCDA)パフォーミング・アーツ部門エグゼクティブ・ディレクター)
WKCDAでパフォーミング・アーツ部門を率い、世界クラスの舞台芸術のプログラム及び会場・施設を運営。WKCDAにおける舞台芸術の戦略策定と持続的な発展をリードし、事業の方向性、創造性の育成、会場運営、技術・制作、施設計画と管理の指揮を担当。舞台芸術のマネジメントに20年以上の経験を持つアート・エグゼクティブ。WKCDA入局以前は、香港バレエ団のエグゼクティブ・ディレクターとして、戦略策定、制度設計、ブランディング、教育、コミュニティ支援、国際ツアーを担当。それ以前は、香港フィルハーモニー管弦楽団のマーケティング・ディレクターを務めた。Hong Kong Arts Administrators Association元会長で現在は理事、Federation for Asian Cultural Promotion理事、舞台芸術国際会議アドバンスメント・コミッティー・メンバーを務める。ピアニスト・作曲家としての教育を受け、カナダのヨーク大学でピアノ演奏の学位とアートマネジメントのMBAを取得。


内田まほろ(一般財団法人JR東日本文化創造財団 高輪ゲートウェイシティ(仮)文化創造棟準備室室長)
大阪・関西万博 テーマ事業シグネチャーパビリオン「いのちの未来」企画統括。
知と美が融合する公共の場づくりを目指し、JR東日本で文化施設の立ち上げに参画する傍ら、国内外のミュージアムにてアドバイザー、コミッショナー等を務める。
2002-2020日本科学未来館勤務。科学とアートやデザインを融合した、数多くの企画展、常設展の開発に従事。Barbican Centerゲストキュレーター、グッドデザイン賞審査委員等。


五十嵐太郎(建築史・建築評論家)
1967年生まれ。建築史・建築批評家。現在、東北大学大学院教授。1992年、東京大学大学院修士課程修了。博士(工学)。あいちトリエンナーレ2013芸術監督、第11回ヴェネチア・ビエンナーレ建築展日本館コミッショナーを務める。「インポッシブル・アーキテクチャー」「窓展:窓をめぐるアートと建築の旅」「装飾をひもとく~日本橋の建築・再発見~」などの展覧会を監修。第64回芸術選奨文部科学大臣新人賞、2018年日本建築学会教育賞(教育貢献)を受賞。『誰のための排除アート?』(岩波書店)、『新宗教と巨大建築』(青土社)、『増補版 戦争と建築』(晶文社)ほか著書多数。

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TEL:03-6256-8433
E-mail:design@artscouncil-tokyo.jp

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