アーツカウンシル東京の事業

  • 開催終了

身体を透してみえてくるもの-更新をつづける国際ダンスフェスティバル Dance New Air

東京芸術文化創造発信助成【長期助成プログラム】活動報告会 第2回

アーツカウンシル東京では、長期間の活動に対して最長3年間助成するプログラム「東京芸術文化創造発信助成【長期助成プログラム】」の対象団体による終了した活動の報告会を開催しています。
第2回は、平成27(2015)年度から2年間助成した一般社団法人ダンス・ニッポン・アソシエイツによる「Dance New Air」の活動をご紹介します。
青山エリアを拠点に、2002年から開催してきた国際ダンスフェスティバル「ダンスビエンナーレトーキョー」(※2009年よりダンストリエンナーレトーキョー)を発展的に継承する形で、2014年に名称を刷新したフェスティバル「Dance New Air」。長期助成の対象となった2015年には、実行委員会から一般社団法人に体制を変え、新機軸となるフェスティバル前年のサイトスペシフィック公演や、翌2016年のフェスティバルを力強く展開しました。
今回は、Dance New Airの4名のプロデューサーとともにこの2年間の活動を振り返りながら、プログラミングから実施に至る“ダンスフェスティバルのつくりかた”の実践、困難との向き合い方、成果や今後の課題、新しい気づきや新たな目標(来る次回のDance New Air2018も含めて)などをお話いただきます。
長期助成プログラムや、ダンス、フェスティバル運営にご関心のある方々のご来場をお待ちしております。

概要

東京芸術文化創造発信助成【長期助成プログラム】活動報告会
第2回:一般社団法人ダンス・ニッポン・アソシエイツ「Dance New Air」(平成27年度採択事業:2年間)

一般社団法人ダンス・ニッポン・アソシエイツ
東京・青山エリアを中心に2002年から開催してきた国際ダンスフェスティバル「ダンスビエンナーレトーキョー」を発展的に継承し、2014年秋より隔年開催のフェスティバル「Dance New Air」を運営する団体。2015年に実行委員会から一般社団法人に組織改編し、体制強化を図った。

Dance New Airは、東京・青山を舞台に2002年から開催してきた「ダンスビエンナーレトーキョー」を 引き継ぐダンスフェスティバルです。 
「Dance New Air」=DNA
このフェスティバルの名称には、私たちの身体の奥底に存在する古代から引き継がれてきた「踊ること」「踊りを楽しむこと」のDNAを引き継ぎ、未来へ向けてこのDNAを繋いでいく思いが込められています。
数多あるダンスのジャンルの一つであるコンテンポラリーダンスは、自由な表現を伴い多くの可能性を秘めていますが、その芸術性、奥深さ、醍醐味を知り楽しむ人は、まだまだ限られています。芸術を鑑賞し、その体験を自分の生活の中へ取り入れ、日常へと還元していくことはどれだけ豊かな人生になることでしょう。
Dance New Airは、コンテンポラリーダンスとこれから出会う人々へ向けて、最初の入口となる扉を開け放つ役割を担っています。あらゆる世代が文化・芸術を身近なものとして体験できる場として、このフェスティバルが存在し、感受性豊かな独創力とコミュニケーション能力を育んでいくことを目指し、私たちは2年に一度のフェスティバル開催を続けて参ります。

http://dancenewair.tokyo/

助成対象活動の概要
体制を一新して始動したフェスティバル「Dance New Air」の2年間に渡る活動展開。1年目はフェスティバルのプログラミングのためのリサーチとプログラム制作、フェスティバル前年の新企画サイトスペシフィック公演の実施、2年目はフェスティバルの開催を行ないました。6プログラム・全16公演のダンス上演企画に加えて、新旧の優れたダンスフィルムの上映企画や屋外パフォーマンス、ワークショップ、ブックフェアも展開。提携プログラムとして、音楽家、蓮沼執太による展覧会とのコラボレーション、ダンスと託児の新機軸「ダンス保育園!!」、世界のダンスプロデューサー20名の招聘プログラム「International Dance Network」等、多岐に渡るプログラムを通して約64000人が参加。国内外のフェスティバルとのネットワーキングにも意欲的に取り組み、来る2018年のフェスティバル開催に向けて広がりのあるプロセスを構築しています。

プログラム内容

18:45 開場
19:00 
【第1部】(団体によるプレゼンテーション)

  • 活動を実施するに至った経緯・フェスティバルの概要・目的等(トリエンナーレからDNAの組織改編なども踏まえて)
  • 活動概要:2年間の活動全体の流れ、各年に取り組んだこと
  • 活動過程での変化・変遷など(活動規模や内容を見直して変更したこと等)

【第2部】(担当POによる深堀りインタビュー形式)

  • 長期プロジェクトならでは工夫や困難・見出された課題など
  • 長期助成によって実現できたことについて
  • これからの課題、目標、ヴィジョン等

質疑応答・交流
21:00 終了

スピーカー(報告者)
宮久保真紀(チーフプロデューサー)
平岡久美(プロデューサー)
小野晋司(プロデューサー)
小林裕幸(プロデューサー)
※変更になる場合があります。予めご了承ください。

司会進行
今野真理子(アーツカウンシル東京企画助成課 舞踊分野担当 シニア・プログラムオフィサー)

※内容が変更になる場合があります。予めご了承ください。

定員

50名(事前申込制)

料金

無料

申込方法

E-mail(forum-grant@artscouncil-tokyo.jp)にご氏名/ご所属・職業/人数/連絡可能な電話番号/Eメール/手話通訳の要否を明記の上、お申し込みください。

申込締切
2018年1月22日(月)17:00まで。
※手話通訳をご希望の方は、1月17日(水)17:00までにお申し込みください。

※お寄せいただいた個人情報は厳重に保管し、本事業及びご案内のみ使用いたします。

お問い合わせ

アーツカウンシル東京 企画室 企画助成課
TEL:03-6256-8431(10:00~18:00 土日祝日を除く)
E-mail:forum-grant@artscouncil-tokyo.jp

開催場所

アーツカウンシル東京 大会議室(東京都千代田区九段北4丁目1-28 九段ファーストプレイス8階)

クレジット

主催
アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)

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