アーツカウンシル東京では平成25年度より長期間の活動に対して最長3年間助成するプログラム「東京芸術文化創造発信助成【長期助成プログラム】」を実施しています。この度、助成対象活動を終了した団体による活動報告会を開催いたします。
第1回は、平成26年度から3年間助成したカンパニーデラシネラの若手プロジェクト「白い劇場シリーズ」の活動を取り上げます。オーディションを経た若手メンバー達との新たな創作や都内及びベトナム&タイ公演を通じて継続性のある新しい創作集団の形を追求した事業です。
デラシネラ代表の小野寺修二さん、藤田桃子さん、若手メンバーの皆さんと3年間の活動の振り返りながら、その成果や今後の課題、新しい気づきや新たな目標などをお話いただきます。
カンパニーの活動に興味のある方、長期助成プログラムに申請を検討している団体のみなさんほか、多くの皆さまのご来場をお待ちしております。
東京芸術文化創造発信助成【長期助成プログラム】活動報告会
第1回:カンパニーデラシネラ「白い劇場シリーズ」(平成26年度採択事業)
カンパニーデラシネラ
小野寺修二セルフユニットとして「カンパニーデラシネラ」2008 年設立。以降毎年数本の新作を発表。マイムを基盤とした、既存の枠にとらわれない表現で幅広い観客層の支持を得ている。国内のみならず海外公演も行う。また学校巡回公演や高校での芸術鑑賞会等、次世代へのアプローチに積極的に取り組んでいる。野外での発表も多い。美術館やアートフェスティバルなど、美術分野から依頼を受けることも多い。
助成対象活動の概要
カンパニーデラシネラが若手メンバーとの協働を通して新しい形の創作集団の発展と人材育成を目指した「白い劇場シリーズ」。活動1年目はオーディション、ワークショップの後に都内にて新作『分身』の公演を行いました。メンバーの更新を図りながら、小野寺が文化庁文化交流使の任命を受けた2年目は、関連企画としてベトナムとタイでの公演『もう一つの話』と都内にて新作公演『椿姫』を上演。海外公演はその後の共同制作企画に発展し、『椿姫』はCoRich舞台芸術まつり第9回(2016年)グランプリを受賞しました。3年目は「白い劇場シリーズ」の集大成として、『小品集』と題した小三作公演を都内に新しくオープンした小劇場のこけら落とし企画として上演しました。
カンパニーデラシネラ白い劇場シリーズ第一回公演『分身』
2015年3月
演出:小野寺修二 出演:カンパニーデラシネラ
18:45 開場
19:00
【第1部】
活動概要の自己紹介と自己評価・分析(カンパニーデラシネラによるプレゼンテーション)
【第2部】
長期助成によって実現できたこと、感じた課題/長期プロジェクトならではの工夫や困難など(インタビュー形式)
質疑応答
21:00 終了
スピーカー(報告者)
小野寺修二(演出家、カンパニーデラシネラ主宰)
藤田桃子(カンパニーデラシネラ)
大庭裕介、崎山莉奈、仁科幸(「白い劇場シリーズ」メンバー)
司会進行
今野真理子(アーツカウンシル東京企画助成課 舞踊分野担当 シニア・プログラムオフィサー)
※内容が変更になる場合があります。予めご了承ください。
2017年7月11日(火)19:00~21:00
アーツカウンシル東京(東京都千代田区九段北4丁目1-28 九段ファーストプレイス8階)
50名(事前申込制)
無料
ご氏名、ご所属・ご職業、人数、連絡可能な電話番号、E-mail、手話通訳の要否を明記の上、forum-grant@artscouncil-tokyo.jpまでお申し込みください。
申込締切
2017年7月3日(月)17:00まで
※手話通訳をご希望の方は、6月27日(火)17:00までにお申し込みください。
※お寄せいただいた個人情報は厳重に保管し、本事業及びご案内のみ使用いたします。
アーツカウンシル東京 企画室 企画助成課
TEL:03-6256-8431(10:00~18:00 土日祝日を除く)
E-mail:forum-grant@artscouncil-tokyo.jp
アーツカウンシル東京(東京都千代田区九段北4丁目1-28 九段ファーストプレイス8階)