アーツカウンシル東京の事業

  • 開催終了

タニノクロウ パブリックトーク
〜ドイツ公立劇場でのレパートリー作品の制作をめぐって〜

アーツカウンシル東京〈東京芸術文化創造発信助成〉平成26年度~28年度長期助成対象団体活動状況報告

庭劇団ペニノ主宰のタニノクロウは、ドイツのクレーフェルトにあるクレーフェルト=メンヒェングラートバッハ公立劇場からの委嘱を受けて2015年1月末から約2ヶ月滞在し、劇場スタッフ・俳優と新作『水の檻』を制作・上演し、新聞やラジオでも紹介されるなど大きな反響を得ました。
今回の滞在制作をめぐって、同作品に関わった3名によるパブリックトークを開催します。日本の劇作家・演出家が海外の劇場から委嘱され、その劇場で年間を通して上演されるレパートリー作品をつくるという貴重な経験を、映像をまじえてご紹介します。

クレーフェルト=メンヒェングラートバッハ公立劇場製作『水の檻』ダイジェスト映像

日時

2015年6月5日(金)19:00〜21:00(予定)

場所

アーツカウンシル東京(東京都千代田区九段北4丁目1-28九段ファーストプレイス8階)
※6月1日(月)より上記住所に移転します。現在のオフィスとは異なりますのでご注意ください。

参加費

無料

登壇者

タニノクロウ(劇作家・演出家、庭劇団ペニノ主宰、『水の檻』作・演出)
1976年富山県出身。庭劇団ペニノの主宰、座付き劇作・演出家。セゾン文化財団シニアフェロー。2000年医学部在学中に庭劇団ペニノを旗揚げ。以降全作品の脚本・演出を手掛ける。07年、08年と2年連続で岸田國士戯曲賞最終候補になる。国内外の演劇祭に多数招聘。15年3月ドイツにて新作「水の檻」を発表。2015年8月に新作を発表予定。

カスパー・ピヒナー(舞台美術家、『水の檻』舞台美術・衣装担当)
1984年生まれ。ベルリン出身。舞台美術と衣裳デザインをヴァイセンゼー美術大学で学ぶ。テアターコレクティブcopy&wasteのメンバーであると同時に、マキシム・ゴーリキー劇場、ヘッベル劇場や、シャウシュピールハウス・フランクフルト、オーバーハウゼン劇場などの劇場で、様々な演出家と作品創作を行う。劇場での活動と平行し、美術監督として映画製作にも参加。最新作は2013年制作の独映画「Love Steaks」。

日比野啓(成蹊大学文学部准教授、演劇研究、『水の檻』通訳担当)
成蹊大学文学部准教授。演劇史・演劇理論。共著に神山彰編『商業演劇の光芒』(森話社、2014年)、遠藤不比人編『日本表象の地政学』(彩流社、2014年)、論文に「(小声で言ってみる)アメリカの新しい音楽劇について」(『文学』第15巻第2号[2014年3月・4月])など。アメリカ演劇(ことにミュージカル・レヴュー)の調査研究を行う一方で、「日本近代演劇デジタル・オーラル・ヒストリー・アーカイヴ」(http://oraltheatrehistory.org)を運営し、ウェブマガジン『シアターアーツ』に(ほぼ)毎月劇評を書く。

モデレーター・通訳:萩原健(明治大学准教授)

お申し込み方法

お名前、ご所属またはご職業、お電話番号、メールアドレスを明記の上、niwagekidan@gmail.comまでメールでお申し込み下さい。(先着順、定員30名)

お問い合わせ

アーツカウンシル東京
03-6240-2292/2293(5/29まで),
03-6256-8431(6/1より)※どちらも平日のみ
庭劇団ペニノ 080−4414−2828

開催場所

アーツカウンシル東京(東京都千代田区九段北4丁目1-28九段ファーストプレイス8階)
※6月1日(月)より上記住所に移転します。現在のオフィスとは異なりますのでご注意ください。

クレジット

主催
アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴文化財団)、合同会社アルシュ