アーツカウンシル東京の事業

小山泰介個展『Generated Images』

  • 団体名 : 小山泰介
  • 区分 : 国際的な芸術交流活動
  • 助成タイプ : 単年個人
  • 分野 : 美術・映像

事業概要

本事業「Generated Images」では、ポスト・デジタル時代のイメージが持つ生成(=Generate)可能性と反覆可能性をテーマとした作品を展示する。私は2014年3月より文化庁新進芸術家海外研修制度(2年)を受けてロンドンで制作を行っており、英国初個展となる本展を2年間のロンドン滞在の集大成として位置づけている。本展では廊下を挟んだ2部屋構成となっている展示会場の特性を活かし、写真プリントの立体インスタレーションと映像作品を中心としたインスタレーションを各部屋で展開することによって、イメージを体感することを目的とした展覧会の創出を目指す。期間中はオープニング・レセプションの他、5月中旬に開催される英国最大の写真アートフェア「PHOTO LONDON」に合わせて国際的に活動するキュレーターとのトーク・イベントを実施することによって、来場者との交流を図り、多くの観客に向けて日本人作家による現代写真の実践を発表することを目標とする。

プロフィール

【小山泰介】
写真家。1978年東京生まれ。生物学や自然環境について学んだ経験をバックグラウンドに持ち 、ポスト・デジタル時代におけるイメージ・メイキングの可能性を探究した実験的な写真作品や映像作品を制作している。主な展示に『【瀬戸内国際芸術祭 2013】』(小豆島)、『【テグフォトビエンナーレ2012】Photography is Magic!』(韓国)、個展『NEW LIGHT』(SUNDAY GALLERY、チューリッヒ、2015)の他、国内外での個展、グループ展多数。著書に『【月刊たくさんのふしぎ 2013年7月号 「街は生きている」】』、主な写真集に『entropix』(2008)、『RAINBOW VARIATIONS』(2015)など。2014年より2年間、【文化庁新進芸術家海外研修制度】にてロンドンに滞在。

実施場所

大和日英基金 ジャパンハウスギャラリー(ロンドン)