本企画は、香港のアーティストランスペース「soundpocket」と東京の「Art Center Ongoing」が共同企画したアーティスト交換レジデンスプログラムである。「soundpocket」は、香港のアーティスト達が運営する非営利組織であり、2008年に設立されて以来、主にサウンドアートのプロモーション、実験、普及に力を注いできた。これまでフランスやイギリス、シンガポールなどから国際的に活躍するアーティストたちが招聘されてきたが、第五回目の招聘アーティストとして、小鷹拓郎が選出された。2016年4月11日〜5月11日の1ヶ月間、香港で滞在制作をおこなう。現地では東京と香港をテーマにした新作の映像作品を制作し、香港で開催されるイベントで新作を発表する。
【小鷹 拓郎】
1984年生まれ、東京在住。これまでアフリカ、アジア、中東各国に滞在し、噂話や忘れ去られたシンボルをモチーフに、負の歴史や社会のシステムに切り込む映像作品を発表。また、2012年まで都内でアーティストやミュージシャン、ライターなどが集う「リサイクルショップ こたか商店」を経営。近年は、デコトラ文化とファッションを融合させたブランド「ニコニコ山脈」や、山奥の旧製材所を中心に活動するアーティストグループ「国立奥多摩美術館」など、多ジャンルを横断するネットワークに携わる。
小鷹 拓郎
アーティスト
C&G アートパートメント(香港)、フローティングプロジェクツ(香港)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。