今回の国立奥多摩美術館が主催する企画は「映画館」がテーマである。4つのスクリーンブースを設けたシネマコンプレックスを山中に創出する。3つのブースは小鷹拓郎、山本篤、和田昌宏の常設作家の作品を上映する。残り一つのスクリーンブースでは14日間多彩なゲスト(映画監督、映像クリエイターなど)をお迎えし、上映する予定である。
今日、私たちの生活の中で急速に浸透してきた映像は映画や美術の中に限らず、テレビ、動画投稿サイト、ブロードキャストなど日常に溢れている。そして、映像媒体の表象は多様な作り手の層によって生み出されている動向はプロアマあるいは商業と趣味など単なる錬金術的視点で話すことはもはや不可能である。
多様な映像群によってこれまで私たちが見てきたものはなんなのか、そしてこれからなにを見せようとしているのか。本展覧会は分野を越境し、多様な映像群を並列し、新たな映像の可能性を模索する。
〒198-0042
東京都青梅市東青梅3-7-9
国立奥多摩美術館
代表:佐塚真啓
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国立奥多摩美術館(東京都青梅市)
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