“サマーフェスティバルは1987年より続く、同時代音楽の祭典。今年の「ザ・プロデューサー・シリーズ」は、新作雅楽や古典楽器を現代に蘇らせるなど伝統を創造に繋げる活動に取り組んできた木戸敏郎氏を迎える。国立劇場演出室長だった氏が委嘱し、1977年に初演されたシュトックハウゼンの『歴年』雅楽版を37年ぶりに、また、そこから誕生した『歴年』洋楽版(日本初演)をどちらも新演出で上演する。2つのバージョンを聴き比べられるのは史上初となる。加えて、それぞれの公演に合わせ、2人の日本人作曲家にシアトリカルな新作を委嘱・初演する。
<20世紀の伝言>
カールハインツ・シュトックハウゼン:<リヒト>から『歴年』雅楽版(新演出)
音楽監督:木戸敏郎
共同演出:木戸敏郎、佐藤信
一柳 慧:時の佇まい 雅楽のための(委嘱初演)
<21世紀の応答>
カールハインツ・シュトックハウゼン:オペラ<リヒト>から<火曜日>第一幕 『歴年』洋楽版(新演出)
音楽監督:カティンカ・パスフェーア
共同演出:佐藤信
三輪眞弘:59049年カウンター(委嘱初演)
【公益財団法人サントリー芸術財団 音楽事業】
わが国の洋楽の発展と文化の向上に寄与することを目的として、洋楽の分野において優れた業績をあげた個人又は団体の顕賞をはじめ、「日本人作曲作品の振興」のための諸事業、20世紀音楽の紹介、出版、その他幅広い活動を行います。
これらは、サントリーの創立70周年記念事業として1969年に設立された財団法人鳥井音楽財団の事業を継承したものです。
〒107-6022
東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル22階
私書箱509号
公益財団法人サントリー芸術財団 音楽事業部
担当:佐久間麻実(サクマ アサミ)
TEL: 03-3582-1355
FAX: 03-3582-1350
サントリーホール 大ホール(東京都港区)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。