新進気鋭の振付家・ダンサー、川村美紀子による『へびの心臓』(2012年初演)をマルタ・フェスティバル・ポズナンにて上演。
マルタ・フェスティバル・ポズナンは、演劇/音楽/ダンス/映画/ヴィジュアルアートによって構成される国際フェスティバル。23年目となる2013年は、ゲスト・キュレーターにロメオ・カステルッチ(演出家・美術家)を迎えたことで話題を呼んだ。カステルッチ監修のIDIOM部門は「OH MAN, OH MACHINE」をテーマに21作品を招へい。人間と機械を主題に掲げ、「Ohはため息と賞賛の両方を意味する」と言うカステルッチ氏の選考により、『へびの心臓』はテーマとの親和性と、新しい試みを続けるフェスティバルの精神に符合するとして招へいに至った。また、IDIOM部門のみならず、フェスティバル全プログラム中、唯一の日本人作品である。
【川村美紀子】
1990年生まれ。16歳よりストリートダンスを始める。ソウル国際ダンスフェスティバル(2011年)、韓国芸術総合学校、ダンストリエンナーレトーキョー2012―JAPAN FOCUS、フィンランド・ヨヨダンスセンター(2013年)、横浜赤レンガ倉庫(2012、2013年)等、国内外で作品を発表。横浜ダンスコレクションEX2011最優秀新人賞、ダンスがみたい!新人賞、第1回エルスール財団新人賞、第7回日本ダンスフォーラム賞(2013年)など受賞歴多数。日本女子体育大学舞踊学専攻卒。
三宅文子(ミヤケ アヤコ)
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Teatr Ósmego Dnia(ポズナン/ポーランド)