アーツカウンシル東京の事業

ロンドン交響楽団と日本の音楽家との協働プロジェクト~Discovery for 2020~

  • 団体名 : ブリティッシュ・カウンシル
  • 区分 : 海外発文化プロジェクト支援
  • 助成タイプ : 単年

事業概要

ブリティッシュ・カウンシルは、2020年という大舞台を間近に控えた東京で、ロンドン交響楽団(LSO)と日本のプロの音楽家との協働を通して、あらゆる人々が芸術にかかわることのできる機会を拡大していくことを目指し、協働プロジェクト「Discovery for 2020」を展開する。プロジェクトの準備段階として6月に英国で文化芸術へのアクセス向上を目指し活動しているシェイプ・アーツから講師を招き、日本の音楽家やホール関係者等を対象に「障害と平等性、アクセシブルなイベント運営とインクルーシブな実践」に関するトレーニングを実施。続いて、8月にはロンドン交響楽団のワークショップ・リーダー、レイチェル・リーチが、日本の音楽家を対象にしたクリエイティブな音楽作りをリードするためのスキルトレーニングを実施。トレーニングに参加した日本人の音楽家とLSOの音楽家が協働し、レイチェル・リーチのファシリテーションのもと、8月と9月にジュニアオーケストラの子どもたち、さらには楽器演奏の経験がない子どもたち、障害のある子供たちや高齢者など多様な人々とクリエイティブな音楽づくりワークショップを合計6回に渡って行い、その成果をロンドン交響楽団の本公演にあわせて9月29日に聴衆の前で発表する。

プロフィール

【ロンドン交響楽団】
1904年の創設以来、ロンドン交響楽団(LSO)はその卓越した演奏によって世界有数の交響楽団として広く知られている。世界中の観客に向けて優れた音楽を提供するだけでなく、そのミッションの中核に「ラーニング」を位置づけ、1990年に教育プログラム「Discovery」をたちあげて以降、幼児からお年寄りまで、年間60,000人以上に音楽を提供している。2008年には、LSOの本拠地であり、オリンピックのホームグラウンドでもある東ロンドン地域の子どもたちを対象にしたクリエイティブなプログラム「LSO On Track」をたちあげ、2012年のロンドン五輪の際には、LSO On Trackに参加している若手演奏家と楽団員がともに開会式の舞台で演奏を行い大きな話題となった。

お問い合わせ

ブリティッシュ・カウンシル
プロジェクト・マネージャー(アーツ)
須藤千佳
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂1-2
TEL:03-3235-8031
FAX:03-3235-8040

実施場所

ブリティッシュ・カウンシル、東京芸術劇場、キッズサポートりま、すみだトリフォニーホール、ろうけん隅田秋光園、サントリーホール