〈事業の趣旨・目的〉
1)高校生、学生など、若い世代の観客を育成し、鑑賞眼を高める
2)同世代の観客の交流の場を提供し、多角的な鑑賞のチャンスを広げる
3)舞台芸術に触れるきっかけを作るための環境を整備し、情報発信を行う
4)若い観客が劇評を書くことで、表現力、批評力を養う
5)高校生、大学生による運営を行い、より能動的、主体的な参加体験を提供する
〈内容〉
観劇カフェ(4回)
講師:徳永京子、田中綾乃、嶋田直哉、小田島恒志
演劇人インタビュー
インタビューイー:桂 真菜
ベストプラクティス研修会
インタビューイー:後藤まどか
【徳永京子】
演劇ジャーナリスト。東京芸術劇場企画運営委員、せんがわ劇場企画運営アドバイザー、パルテノン多摩企画アドバイザー。朝日新聞で毎月劇評を執筆。演劇サイト『演劇最強論-ing』監修、執筆。著書に『演劇最強論』(藤原ちからと共著)、『我らに光を』。
【田中綾乃】
大学での専門は哲学、演劇論。ドイツの哲学者カントの哲学研究を行う一方、長年の観劇歴から演劇批評に携わる。現代劇の批評を中心にしながら、現在では文楽や歌舞伎のみどころ解説や劇評を新聞、雑誌、パンフレットなどで担当中。
【嶋田直哉】
1971年生まれ。現在明治大学政治経済学部准教授、国際演劇評論家協会日本センター機関誌『シアターアーツ』編集長。専攻は日本近代文学、現代演劇批評。「語られぬ言葉たちのために ― 野田秀樹『ロープ』を中心に」(『シアターアーツ』第34号、2008.3)にて第12回シアターアーツ賞佳作受賞。
【小田島恒志】
1962年生まれ。早稲田大学文学学術院教授、翻訳家。D.H.ロレンス、現代英米演劇、戯曲翻訳の実際などを研究。1995年度湯浅芳子賞(翻訳・脚色部門)受賞。翻訳作品に『コペンハーゲン』、『ピグマリオン』、『アルカディア』など多数。『チルドレン』の翻訳を手掛ける。
【桂 真菜】
舞踊・演劇評論家として新聞、雑誌など複数のメディアに寄稿。(株)マガジンハウスの編集者(雑誌ブルータス、書籍「アンのゆりかご、村岡花子評伝/村岡恵理著」「シェイクスピアの英語で学ぶここ一番の決めゼリフ/中野春夫著」「現場者/大杉漣著」等)を経て現職。海外の実験的な舞台から伝統芸能まで、ジャンルを超えて多彩なパフォーミング・アーツを巡り、芸術と社会の関係を探究。美術批評や書評も手掛ける。国際演劇評論家協会(AICT)会員。早稲田大学演劇博物館招聘研究員。
【後藤まどか】
東京都出身。筑波大学日本語・日本文化学類卒業。学生時代から制作助手や劇場付きなどを経験し、(有)Nextを経てフリーに。2014年(株)atlasを設立。プロデュースや、制作進行、票券業務などを行っている。プロデュース作品に「あなたの初恋探します」「Indigo Tomato」「うつろのまこと」「フェイス」「シスター」等。
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷 4-18-1 国立能楽堂内
公益社団法人 国際演劇協会 日本センター
常務理事・事務局長
曽田 修司
TEL:03-3478-2189
FAX:03-3478-7218
e-mail: mail@iti-j.org
第1回観劇カフェ:東京芸術劇場会議室(東京都豊島区)
第2回観劇カフェ:マイスペース銀座マロニエ通り店(東京都中央区)
第3回観劇カフェ:東京芸術劇場ミーティングルーム5(東京都豊島区)
第4回観劇カフェ:LIVE & BAR 茶茶茶3F(東京都世田谷区)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。