これまで「BLACK OPERA」の出演者らによって数々の芸術と技術との融合が試みられてきている。 例えば、蛍光灯の放電ノイズを出力する自作音具「OPTRON」による演奏や、流動性を持つ素材の微細な化学的変化を映像化する”Alive Painting”、画像としての波形データを音へと変換する「紙のレコード」など、各々が独自のテクノロジーに基づく新たな表現を追求している。今回の「BLACK OPERA」では、これら先駆的な表現の集結により、既存の枠組みを超えた21世紀型のオペラとも言うべき新たな表現手法の創造を行う。その成果は、劇場での公演だけでなく、インターネット上での映像作品と連動させて、広く一般に向けて公開することで、現実と仮想、2つの鑑賞体験の知覚的な融合を図る。

11/14(木) OPENING PARTY Ⅰ – TALK & MOVIE SCREENING –
11/15(金) OPENING PARTY Ⅱ- MAZEUM meets Unsound-
11/16(土)、17(日) BLACK OPERA – 鈍色の壁 / ニブイロノカベ –