アーツカウンシル東京の事業

新作インスタレーション「現象の色」

  • 団体名 : 合同会社UPN
  • 区分 : 海外発文化プロジェクト支援
  • 助成タイプ : 単年

事業概要

100年後、海の色は何色だろうかー。
近年の研究によると、地球温暖化の影響で海はより濃い青色に変化していくと言われている。ジョージ・スタマタキスはこの科学的予言を出発点に、自身が撮影した海中写真を絹に転写し、日本の藍で染め上げた。延期されたオリンピック、それ以上に世界中が混沌と化した2020年、その先を見つめ、まだ記憶の中にない未来の風景を描き出す。

プロフィール

【ジョージ・スタマタキス】
ビジュアルアーティスト/画家
1979年ギリシャ・クレタ島生まれ、アテネ在住。イレアナ・トゥンタ現代美術センター所属。空間を超越し、風景の概念を拡張する芸術体験を志向。政治的立場として自然と対話し、さまざまな文化の歴史的刻印を取り入れながら、徹底性と独特の表現法を追求する。アテネ美術学校在学中に東京藝術大学彫刻科へ留学。経済学とジャーナリズム/メディアの学位も持ち、2016年よりアテネ産業経済大学「芸術と教育」プログラムの研究員を務める。2019年2月、銀座のギャラリィKにて日本初個展『木の庭』を開催した。
 
主催:合同会社UPN

お問い合わせ

合同会社UPN
E-mail: y.upn@pm.me

実施場所

すみだ北斎美術館 MARUGEN100(墨田区亀沢2-7-2)