アーツカウンシル東京の事業

体感能楽の世界

  • 団体名 : 一般社団法人 能尚会
  • 区分 : 区分なし
  • 助成タイプ : 単年

事業概要

【体験する種目】
能の謡や型、すり足、小道具制作、小鼓体験
【体験回数(ひとりにつき/発表披露等を含む)】
3~7回
【主な講師名】
武田尚浩(シテ方観世流)、武田祥照(シテ方観世流)、武田崇史(シテ方観世流)
【事業の特色】
漠然と能を体験というのではなく、「安達原」という一つの演目をテーマにすることで、より深く多角的に能を体験することが出来る。特に小道具制作の体験は普段の公演では楽屋内で行っていることで一般の人が知ることが出来ない部分である。能を鑑賞する際には本を読むように自身も能の舞台に入り込んで鑑賞すると言われているが、体験の最後を経ることで、一体感をもって「安達原」の公演を鑑賞できる。また能を愛好していた戦国大名は能を見ると同時に自らも舞台に立って舞っていた。その能の古来よりの楽しみ方を体験できる企画である。
【参加者が伝統芸能の実地体験(お稽古)を継続できる環境について】
公演付きの体験講座によって、より深く能の面白さを知ってもらい、見るだけではわからない自分で演じる楽しみを感じてほしい。また、講座を行う場所は普段から講師が稽古を行っている場所であるため、継続して稽古を続けやすい環境である。

プロフィール

【一般社団法人 能尚会】
観世流能楽師・武田尚浩の研鑽や後援会の為に1992年に任意団体として設立したが、公益性を以て能楽を幅広く一般に普及したいとの目的から2015年に一般社団法人へ移行。
年一回の本格的な公演の他、体験教室や学生鑑賞会なども実施。(コロナ前は東京農業大学付属中学校の中学三年生向け学生鑑賞能を2013年より7年間実施している。)

お問い合わせ

一般社団法人 能尚会
武田崇史
t.takahumi1206@gmail.com

実施場所

練馬武田舞台(東京都練馬区)、国立能楽堂大講義室(渋谷区)、セルリアンタワー能楽堂(東京都渋谷区)


※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。