インターネット上と、ベルリンの会場で開催される展示「Open Studio」に、ゲーム作品を制作し展示。コロナ渦の影響で、離れた地にいる家族や恋人を想い、故郷に帰りたいと思う気持ちと、お互いの安全を願う気持ちの葛藤にフォーカスした作品である。
キュレーター: Laura Olea López
音楽: 荒井 優作 / 翻訳: Evan Cutter
【宇佐美 奈緒】
東京藝術大学映像研究科メディア映像専攻卒業。
近年3DCGを用いたゲームを制作している。ジェンダー、人種、階級などあらゆるカテゴライズから脱却するために、選択可能性が広がるゲームを用いることで、ポジティブな並行世界の創造を探求している。プレイヤーが、複数の選択肢の中から選択し進むことのできる世界をつくるためゲームというメディウムを扱う。身体を拡張させ、人間や人間以外の物と融合させることで、既存の価値観から隔絶し肉体の限界を超え、自身で選択できる身体のあり方を考えている。
アーティスト
宇佐美 奈緒
オンライン
GlogauAIR(ドイツ・ベルリン)
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