コンテンポラリーダンスの普及と発展を目的に、ダンス以外の分野の専門家に幅広く呼びかけ、身体をテーマとしたワークショップと、開かれた場所での見方を決めないパフォーマンスを繰り返し実施するプロジェクトである。今回のプロジェクトでは、ランドスケープアーキテクトの第一人者である平賀達也氏を筆頭に、文化人類学、教育、福祉等の専門家と連携したワークショップを4回、都市開発の進む北青山にある「ののあおやま」と千代田区神田の古民家ギャラリー「海老原商店」を会場としたパフォーマンスを4回、報告会を兼ねたシンポジウムを2回、合計10回のイベントを、ダンスグループzer◯の主催のもと、9ヶ月の期間をかけて実施したものである。
【zer◯】
zer◯は身体の重要性を唱え、学びと創造を続けるダンスグループである。青木尚哉考案のポイントワークを軸に、身体感覚の共有を目指すトレーニングと身体の探究を行う。舞台芸術表現に加え、ギャラリーや野外でも表現活動を行うほか、学校、公共施設などとの関わりも多く、普段劇場に足を運ばない人へアプローチする活動を頻繁に行う。現代音楽作曲家を中心とするCrossingsとの連携、古民家ギャラリー海老原商店での定期開催イベントなど、異ジャンルとのコラボレーションを中長期的な計画により行う。
zer◯
zer.dance@gmail.com
ののあおやま
海老原商店
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。