舞台は、クリスマスの季節、小さなフレンチ・レストラン。訪れる人々、それぞれの人生模様をショートストーリーで綴り、 映画音楽のようにジャズの生演奏でシーンを粋に仕立て上げた大人のエンターテインメントショーが「僕のフレンチ」である。青山円形劇場(東京都渋谷区、2015年閉館)で、1989年から26年間ロングラン上演された「ア・ラ・カルト」の劇中人気キャラクター高橋がオーナーとなり、2018年より観客も食事が楽しめるレストランに会場を移し、引き続き、好評を得ている。2020年からは配信もスタートし、2022年は、全8公演のうち6公演が集客と配信(アーカイブ配信あり)のハイブリット公演となり、日本全国で視聴された。
出演は高泉淳子、山本光洋、中山祐一朗の他、春風亭昇太、尾上流四代家元尾上菊之丞、ダイアモンド☆ユカイ、レ・ロマネスクTOBI, 篠井英介, ROLLYの豪華な顔ぶれが日替わりでゲスト出演。ミュージシャンはヴァイオリン中西俊博、ギター竹中俊二、アコーディオン佐藤芳明、ウッドベースBrent Nussey、4人編成のカルテット。
構成・台本・演出・主演は高泉淳子、音楽監修は中西俊博。
【有限会社遊機械オフィス】
有限会社遊機械オフィスは、高泉淳子が主宰する 演劇・音楽の企画制作事務所である。高泉淳子は、早稲田大学在学中に「早稲田演劇研究会」に所属、その時の仲間であった白井晃や吉澤耕一らと1983年に劇団「遊◉機械/全自動シアター」を結成した。舞台の主演、台本も手がけ、少年から老人まで人物を変幻自在に演じるプレイヤーとして注目される。2003年の劇団解散後はロンドンの演出家Simon.McBurneyサイモン・マクバーニーと村上春樹の短編を舞台化した『Elephant Vanishes』でロンドン、パリ、ニューヨーク公演で高く評価される。イラストレーターの宇野亜喜良に舞台美術を依頼し、時間、記憶、家族をテーマにした『大人の寓話』3部作に取り組む。また、演劇の中にジャズを取り入れた作品も多く、定期的にジャズライブを行い、音楽界にも積極的にアプローチしている。
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eplus LIVING ROOM CAFE & DINING(東京都渋谷区)