アーツカウンシル東京の事業

庭劇団ペニノ「笑顔の砦」フランス公演

  • 団体名 : 合同会社アルシュ
  • 区分 : 国際的な芸術交流活動
  • 助成タイプ : 単年
  • 分野 : 演劇

事業概要

2018年に城崎国際アートセンターで滞在制作した「笑顔の砦」をフランスのルーベ、ジュヌビリエ、オルレアンの3都市で上演した。
日本海に面した小さな漁港の町。漁師たちが住むアパートに、ある家族が引っ越してくる。兄弟のように仲良く、笑いの絶えない日々を送る漁師。認知症の母親を持つ家族。まるで違う二つの部屋、二つの時間。しかし、次第に影響し合い、何気ない日常は変化していく。本当はただ笑って生きていたいだけなのに。

作・演出:タニノクロウ
出演:緒方晋、野村眞人、FOペレイラ宏一朗 他

スタッフ
美術・カミイケタクヤ
照明・阿部将之
音響・椎名晃嗣

プロフィール

【庭劇団ペニノ(合同会社アルシュ)】
2000年1月、タニノクロウを中心に昭和大学演劇部メンバー有志にて「庭劇団ペニノ」を結成。自宅マンションを改造した劇場スペース「はこぶね」や野外での公演など、作り込んだ舞台美術とともに上演空間には透徹したこだわりを持つ。「フェスティバル/トーキョー09秋」や「ふじのくにせかい演劇祭」、「KYOTO EXPERIMENT」など国内の主要な国際舞台芸術祭に多数招聘。「苛々する大人の絵本」は09年にベルリン(独)、10年にチューリッヒ(スイス)、グロニゲン(オランダ)などで上演され、スイスの著名な演劇賞ZKB Patronage Prize 2010 にノミネートされた。また「誰も知らない貴方の部屋」のアメリカ5都市ツアーを行い好評を得た(2014年)。2015年「大きなトランクの中の箱」がウィーン芸術週間、世界演劇祭にて招聘され、ウィーン地元紙で五つ星の評価を得た。2016年「地獄谷温泉 無明ノ宿」ではヨーロッパ4カ国ツアーを行ない、高い評価を得た。2018年、ジャポニスム2018の公式企画としてフランス・ジュヌビリエで「ダークマスター」と「地獄谷温泉 無明ノ宿」を連続上演し、話題となる。

お問い合わせ

〒164-0003
東京都中野区東中野5-14-7 木勢ビル2F
合同会社アルシュ
niwagekidan@gmail.com

実施場所

ROUBAIX–LA CONDITION PUBLIQUE(ルーベ/フランス)
T2G(ジュヌビリエ/フランス)
オルレアン国立演劇センター(オルレアン/フランス)