アーツカウンシル東京の事業

パレスチナ演劇上演シリーズ
「帽子と預言者」「鳥が鳴き止む時-占領下のラマッラー」

  • 団体名 : 名取事務所
  • 区分 : 都内での創造活動
  • 助成タイプ : 単年
  • 分野 : 演劇

事業概要

パレスチナ文学を代表する作家、ガッサーン・カナファーニーの「帽子と預言者」翻訳は渡辺真帆、出演は内藤裕志、山口眞司、滝沢花野他。この作品は得体の知れない「モノ」が喋るという非常に演劇的で、ある種のメタファーになっています。作品のテーマは、差別と偏見、紛争、失われた多様性です。もう一方は2002年の作品で、イスラエル軍によるパレスチナ自治区ラマッラーへの侵攻を描いたラジャ・シェハデによるドキュメンタリータッチのモノローグ劇「鳥が鳴き止む時-占領下のラマッラー」翻訳は吉原豊司、出演は田代隆秀です。2作品を見較べ、パレスチナの変遷の有り様をも知って頂きたい。安全地帯にいる日本に問題を提起し、考え、対話するきっかけになればと思い上演することに致しました。2作品共本邦初演、演出は生田みゆきです。

プロフィール

【名取事務所】
別役実海外交流シリーズ、カナダ演劇最新作連続公演、ロシア現代劇連続上演シリーズ等の連続上演の他、海外公演、自治体のプロデュース公演、コンテンポラリーダンスのプロデュースを手掛けている。イプセン現代劇連続上演は12作品を上演した。

お問い合わせ

〒154-0015
東京都世田谷区桜新町2-21-7臼井ビル301
有限会社 名取事務所
制作
栗原暢隆
TEL: 03-3428-8355
FAX: 03-3428-8355
e-mail: thntr123@ybb.ne.jp

実施場所

「劇」小劇場(東京都世田谷区)


※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。