東京都豊島区大塚の折戸通りという小さな地域が、劇場のある街という特性を生かした夏祭りを催し、文化を気軽に楽しむことを通して、地域と文化それぞれの交流・活性化を図る。お祭りには演劇人ならではの創意工夫が反映され、同時に演劇人には地域や他団体との交流を通した新たな創造上の刺激や発見が得られることを目指した。
１．文化を観て楽しむ場として、萬劇場短編集「折戸通りの小さなストーリー」は、8つの演劇団体が地元商店街を取材し、そこから創り上げた作品を上演。また、殺陣祭として６つの殺陣団体が競演した。
２．文化を体験して楽しむ場として文化体験会場を設け、地域団体による、よさこい、ダンス、琴、三味線、バレエなどの他、劇団や殺陣団体によるシアターゲーム、忍者、殺陣体験を実施した。
３．折戸通り全体がお祭り空間になるよう、屋外の会場にて、劇団や殺陣団体によるミニショーを行った他、商店街主催のお祭り屋台会場にて仮装した演劇人によるグリーティングを実施した。