古典作品を中心とした尺八音楽の演奏を追究し、伝統尺八音楽および楽器としての尺八の魅力を表現する。伝統尺八音楽のレパートリーを幅広く見渡せるよう、地唄、筝曲、琴古流本曲、錦風流本曲といった、それぞれ異なる様式を備えた作品を選び、現代音楽作品からも1曲プログラムする。助演には、伝統的な地唄筝曲の分野で第一人者として長年にわたり活躍する米川文子氏のほか、米川文清氏、青木鈴慕氏、青木礼子氏、青木眞子氏を迎える。
【青木滉一郎】
幼少より尺八を、祖父である二代青木鈴慕、父である三代青木鈴慕に師事する。2017年、東京藝術大学音楽学部卒業。2019年、同大学院音楽研究科修了。青山音楽財団奨学生。2019年度文化庁新進演奏家研修生。第28回市川市文化振興財団新人演奏家コンクール優秀賞受賞。日本三曲協会会員。琴古流協会評議委員。和楽器アンサンブル真秀団員。
紀尾井小ホール(東京都千代田区)
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