アーツカウンシル東京の事業

創作舞踊劇「首里」公演-大和の能・琉球の組踊が生み出す新たな創生《首里城の復興を祈って》

  • 団体名 : 観世流緑泉会
  • 区分 : 区分なし
  • 助成タイプ : 単年

事業概要

2019年10月に焼失した首里城の復興を祈りつつ、琉球の芸能と大和の芸能の繋がりを見る。共に古典芸能でありながら現代にいかに生きるかを問う作品である。「組踊の創作者」の玉城朝薫(たまぐすくちょうくん)の霊が瓦礫の中に現れ、往時を偲び、清国の冊封使(さつぽうし)を迎え、能などの影響を受け新たな芸能「組踊」を創作する様を語る。別れに当たり首里城の復興を訴え芸能が持つ交流の役割を讃える。

プロフィール

【観世流緑泉会】
この会・観世流緑泉会の創始者である津村紀三子は、女流能楽師の草分けであるが、その意志を継ぎ尊重して、能楽の発展と後進の育成を目指す。この目的のために、定例公演、特別公演、臨時公演(薪能等)、海外公演を制作企画、公演を行う。また教育の現場に積極的にかかわる。

実施場所

セルリアンタワー能楽堂