この事業は、過去の捉え方をテーマとして、「物事に対する多面的な解釈を球面にまで発展させていく」という過程を多数の箱を使用した舞台美術とプロジェクターによる映像投影で表現した。
過去の出来事のネガティブな側面に執着を抱える主人公が、周囲の人物との関わりのなかでその解釈を変化させていくことで自らを救い出すというストーリーに対し、団体の持ち味のひとつである映像技術を用いて視覚的にアプローチすることで、団体が志向する演劇の形を広く世間に示した。
出演:佐藤昼寝、新山志保、森悟
作:森悟
演出:山﨑陶熙
プロデューサー:森悟
アシスタントプロデューサー・制作:小藤琴
プロジェクトマネージャー:山田碩人、加納健一
空間デザイン:今井染
音楽・音響:nekami
照明:うめだ
テクニカルディレクション:まこぼうず
制作協力:大蔵麻月、鶴田理紗
【老若男女未来学園】
演劇を中心とした幅広い芸術分野での活動を画策するクリエイティブ団体。2017年、愛知県名古屋市にて旗揚げ。現在は名古屋/東京の二拠点で活動を展開している。
作家や俳優のみならず、メディアアーティストやプロダクトデザイナーなど、多様なメンバーが在籍。
日常にユーモアをねじ込むスタイルを広く人々に提案し実践してもらうことで、めちゃくちゃおもしろい世の中の実現をめざしている。
新宿眼科画廊 スペース地下(東京都新宿区)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。