安部公房の短編小説『鞄』。
この小説に登場するのは、職を探す〈青年〉、事務所で働く〈私〉、青年の〈鞄〉。
本作は『鞄』を原作とし、これら3つを役柄として捉え、出演者はそれぞれの役柄を自由に横断しながら、2人と鞄のおかしな物語を描く。
寓意に満ちた小説『鞄』を身体で語る、ダンスによる「allegoria~別な話し方~」。
【Von・noズ】
上村有紀と久保佳絵によるコンテンポラリーダンスカンパニー。
ダンスは動作による芸術であるという考えのもと、創作活動を行う。それぞれにクラシックバレエの経験があり、動きのベースとなっている。国内外で作品の上演を行うほか、近年はコラボレーションも多く行う。また、世代間交流を目的とした異世代へ向けたダンスワークショップや作品創作を行いながら、身体の可能性を探り続けている。
Von・noズ
von.no.zkh@gmail.com
すみだパークシアター倉
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。