本展は、1960年代から1990年代に、バルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)で活躍した17人の伝説的なヒューマニスト写真家による200点以上の作品を展示し、日常の大切さ、表現の自由、芸術の社会的役割に焦点を当てます。代表的な展示作家には、国際写真芸術連盟(FIAP)優秀賞受賞のカリユ・スールやバルト三国においてフェミニズムの先駆けとなったゼンタ・ジヴィジンスカ、国際芸術祭ドクメンタなどに参加するアルゲルダス・シャシュコスなどの作品が展示されます。また、展覧会会期中は、ARアプリ「バルトの道」のローンチや、ウクライナ難民支援チャリティーオークションなどを開催します。写真家の視点を通して、ソ連時代を生きたバルト三国の人々のありのままの姿を感じながら、人生の力強さ、優美さ、複雑さをご覧ください。
【KOI NIPPON】
KOI NIPPONは、2017年にリトアニアのNPO Kultūrinės ir organizacinės idėjos(KOI)の日本支部として設立された。KOIは2008年に発足し、東アジア諸国とバルト諸国の間で幅広くクリエイティブな企画を実行している。KOI NIPPONは、両国の交流を促進し、日本とバルト諸国の芸術文化のコラボレーションのためのプラットフォームである。
KOI NIPPON
原田弘子
E-mail:nippon@koi.lt
スパイラルガーデン(東京都港区南青山 5-6-23)