アーツカウンシル東京の事業

荒御霊新田神徳

  • 団体名 : 公益財団法人江戸糸あやつり人形結城座
  • 区分 : 都内での創造活動
  • 助成タイプ : 単年
  • 分野 : 伝統芸能

事業概要

平賀源内が結城座に書き下ろした作品の244年振りの復活公演。脚本・演出に花組芝居の加納幸和氏、作曲に人間国宝の鶴澤津賀寿氏を迎えた。『荒御霊新田神徳』の前日譚『神霊矢口渡』の場面も付け加え、新田義興の弟・新田義峯を巡る女たちの物語として大胆に創作した。古典演目の再演でありながら、新作の要素も盛り込み、「古典と新作の両輪」で活動する結城座の原点回帰とも言える公演となった。


出演:三代目両川船遊、十三代目結城孫三郎、結城育子、湯本アキ、小貫泰明、大浦恵実、中村つぐみ、安藤光
客演:加納幸和(花組芝居)、武市佳久(花組芝居)
義太夫:竹本京之助、三味線:鶴澤津賀寿、ツレ:鶴澤賀寿
原作:福内鬼外(平賀源内)
脚本・演出:加納幸和
作曲:鶴澤津賀寿
舞台美術:古川雅之
照明:齋藤茂男
音響:益川幸子
殺陣:山下禎啓
録音:金曽武彦
演出助手:鳥居和真
舞台監督:安田美知子
舞台監督助手:網倉直樹
宣伝美術:小田善久
写真:宮川ヨシヒロ

プロフィール

【江戸糸あやつり人形結城座】
日本文化が華開いた江戸時代、寛永12年(1635年)に初代・結城孫三郎が日本橋で旗揚げし、幕府公認の一座となる。現在は十三代目結城孫三郎が座長を務める。「古典と新作の両輪」を活動指針に掲げ、古典や伝統の深化とともに、現代演劇においても社会風刺や前衛の精神を舞台に投影している。日本はもとより世界数十カ国で公演を重ね、国と都の無形文化財に指定されている、日本唯一の糸あやつり人形劇団でもある。

お問い合わせ

〒184-0015
東京都小金井市貫井北町3-18-2
公益財団法人江戸糸あやつり人形結城座
小立廉
TEL:042-322-9750
FAX:042-322-3976

実施場所

東京芸術劇場シアターウエスト(東京都豊島区)


※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。