全日本合唱連盟音楽資料室は、広く国内外の合唱楽譜、図書、録音資料(CD、カセットテープ、LPレコード【デジタルライブラリー含む】)を収集し、資料的研究・啓発を行い、音楽の振興を目的に、1979年に開設した合唱音楽の専門図書館。
所蔵LPレコードのデジタル化プロジェクト『合唱音楽LPレコード・デジタルライブラリーで聴く20世紀の世界』は、合唱指揮者・松原千振氏が選定した所蔵レコード60枚のデジタル変換した音源データを、曲目・作曲家・演奏者・出版者・レコード発売番号などの情報とともに専用システムに保管し、検索・視聴(館内)を可能にし、公開した。
名演奏の記録を残すばかりでなく、企画意図のユニークさ、LPレコードが持つ音楽媒体として他にはない特徴 ―資料のサイズ、優れた日本語の解説書など― を伝え、あらたな芸術創造のための、“音楽との出会い”を提供する。
公開期間:2024年7月17日―12月25日
関連イベントとして、東京混声合唱団正指揮者・松原氏によるレクチャートーク動画『20世紀・LPレコードからの問いかけ―促される思考』全3回を10月8日より配信している。(ナビゲーター: 声楽家/合唱指揮者・谷本喜基)
動画内容:
1.「デューラー時代の音楽」
2.「都市文化としての音楽」
3.「グレゴリオ聖歌のLPレコード」
また、ブックマークツールPinterestに特設ボード『Room45°』を開設し、所蔵LPレコード紹介(合唱指揮者・柳嶋耕太氏による)のほか、音楽図書館協議会に加盟する国内の音楽専門図書館・公共図書館の所蔵LPレコードをめぐる活動の数々など、国内外のレコード文化を紹介している。
【一般社団法人全日本合唱連盟】
日本は、世界の中で最も合唱の盛んな国のひとつ。合唱団の数は、小・中・高校、大学、職場、おかあさんコーラス、一般を合わせると数万に達する。これらの合唱団に所属する人たちはみな、合唱を楽しむことによってひろく音楽に親しみ、日本の音楽文化のまことに大きな基盤を築きあげている。
全日本合唱連盟は合唱音楽の普及と向上、合唱団の育成と指導、そして音楽文化の発展に寄与することを目的とし活動している。
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梅田昌和
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一般社団法人全日本合唱連盟音楽資料室(東京都中央区)
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