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アーツカウンシル東京ブログ

アーツカウンシル東京のスタッフや外部ライターなど様々な視点から、多様な事業を展開しているアーツカウンシル東京の姿をお届けします。

東京アートポイント計画通信

東京アートポイント計画は、地域社会を担うNPOとアートプロジェクトを共催することで、無数の「アートポイント」を生み出そうという取り組み。現場レポートやコラムをお届けします。

2017/06/21

社会人も学べるアートプロジェクトの学校、もうすぐ新講座が開講します(申込締切:6/24まで)

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思考と技術と対話の学校、3つのポイント

アーツカウンシル東京では、人材育成事業の一環で、Tokyo Art Research Lab「思考と技術と対話の学校」という学びの場を開いています。

今年度、「思考と技術と対話の学校」で目指すのは、アートプロジェクトを社会とつなぐ「紡ぐ」人材の育成。「言葉を紡ぐ」と「体験を紡ぐ」の2つの連続講座が間もなく7月から開講します。受講申込の締切は、6月24日(土)。(当初、14日を締切としていましたが、若干名余裕があるため延長受付中!)

TARL公式サイトでもさまざまな情報を発信中ですが、今回は「思考と技術と対話の学校」の魅力が伝わる3ポイントをご紹介します。

ポイント1.社会人でも通える・学べる

「思考と技術と対話の学校」の特徴はなんといってもその濃密さ。現在募集中の連続講座では、土曜日の朝10時15分から17時まで、1日約90分×4コマ分の授業が「言葉を紡ぐ」は44コマ、「体験を紡ぐ」は56コマ行われます。土曜日に集中して開校するので、社会人でも通えます。多様なバックグラウンドを持つ人同士で学び合える貴重な機会です。

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昨年度の受講生データ(『思考と技術と対話の学校 基礎プログラム アニュアルレポート 2016』より)。9割近くが社会人で、30~40代が7割を超えています。アートの専門家ではない人も多数。多様な人が参加できる学校です。

ポイント2. 臨場感のある環境

「誰から学ぶか」だけでなく、「どんな環境で学ぶか」も重要です。「思考と技術と対話の学校」では、アート団体やクリエーションオフィスが集まるアートセンター「3331 Arts Chiyoda」内のレクチャールーム「ROOM302」を会場にするほか、事務局を務める「ノマドプロダクション」(※アートプロジェクトに関わるプロデューサーやマネージャー、エディターのネットワーク)のオフィス、ゲストの持つ現場など、臨場感のある環境で開講します。

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各地のアートプロジェクト資料や書籍も豊富なレクチャールーム+アーカイブセンター「ROOM302」。3331 Arts Chiyodaでは、さまざまな展覧会やプロジェクトも展開されています。

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ゲストにゆかりのあるアートプロジェクトの現場で学ぶことも。

ポイント3. 学び合う関係性

「思考と技術と対話の学校」では、たっぷり時間をかけて向き合ってくれるゲストやスクールマネージャー、ともに学ぶ仲間との学び合う関係性を重視。毎年この学校ならではのつながりが生まれています。今年度のゲストも、アートマネージャーや美術史家、アーティスト、編集者、ライター、劇作家…と多様な現場からお招きします。

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個性的なゲストの面々。ぜひ公式サイトのゲスト一覧もチェックしてみてください。

過去3年間、受講生の中には「思考と技術と対話の学校」をきっかけに、アートプロジェクトに関わる活動を始めた方、アートの業界で働き始めた方も多数。アートプロジェクトへの理解を深めたい方、新しい関わりを探している方にぴったりのプログラムです。

これから、新しい一歩を踏み出したい方は、ぜひご検討くださいね。

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思考と技術と対話の学校について

連続講座「言葉を紡ぐ」

アートプロジェクトの魅力を他者に伝える言葉を身につけるコース。アートプロジェクトとは何か、「言葉を紡ぐ」とは何か。「アートプロジェクトを捉える」ことから始め、さまざまな語り口や文章などと出会いながら、アートプロジェクトを言葉にする技術を磨き、自分の表現方法の幅を広げます。
詳細・お申し込み→http://tarl.jp/school/2017/kotoba2017/
紹介記事→http://tarl.jp/news/20170609/

連続講座「体験を紡ぐ」

アートプロジェクトを社会とつなぐための「体験」の立案と実践に取り組むコース。「言葉を紡ぐ」のアドバンス編です。鑑賞者や参加者のアートプロジェクト体験をより充実させるにはどのような仕掛けが考えられるのか?運営の内側と外側の視点から、体験の質を高めるためのアプローチを探ります。
詳細・お申し込み→http://tarl.jp/school/2017/taiken2017/
紹介記事→http://tarl.jp/news/20170610/

<森校長からのメッセージ>
「思考と技術と対話の学校」校長である森司からのメッセージも掲載しています。こちらもぜひご覧ください。
[NEWS] (2017.6.3公開)「紡ぐ人」へ──思考と技術と対話の学校 森校長からのメッセージ

<説明会記録> 
6月4日に開催した説明会のレポートと動画をご覧いただけます。
[NEWS] (2017.6.6公開) 2017年度「思考と技術と対話の学校」説明会を開催しました

<よくあるご質問>
そのほかよくあるご質問は、こちらの記事にまとめています。
[NEWS] (2017.6.7公開)「思考と技術と対話の学校」連続講座Q&A/相談会について


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