アーツカウンシル東京が主催・共催するイベント情報

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第8回TURNミーティング

ジャンル:
  • アートプロジェクト ,
  • 講座・シンポジウム

未来を切りひらくコミュニケーションって!?

アートプロジェクト「TURN」の可能性について考え、語りあう「TURNミーティング」。8回目となる今回は、異なる文化、環境や人生背景など様々な特性をもつ人々が交じりあえる「コミュニケーション」について思考します。多様な人たちと、その人らしさをいかに伝えあうことができるのか。ゲストに、100年先のコミュニケーションを考える「未来言語」共同代表の松田崇弥氏等をお迎えし、今年度よりTURNのプロジェクトデザイナーを務めるライラ・カセムとともに、従来の言語に頼らない様々な表現方法と伝え方、発信する側と受け取る側の可能性を語り合います。

当日のスケジュール

13:00 開場、受付
13:30 開会の挨拶 日比野克彦(TURN監修者)
13:45~15:30 「未来を切りひらくコミュニケーションって!?」
 松田崇弥(ヘラルボニー代表取締役、「未来言語」共同代表)
 梶谷真司(哲学者)
 ライラ・カセム (TURNプロジェクトデザイナー) ほか

登壇者プロフィール


松田崇弥(まつだ たかや)
1991年5月8日生まれ。岩手県出身。双子の弟。東北芸術工科大学、企画構想学科卒。「異彩を、放て。」をミッションに掲げる福祉実験ユニット、ヘラルボニー代表取締役。福祉施設に所属するアーティストの作品をプロダクト化する「MUKU」代表。100年先のコミュニケーションを考える「未来言語」共同代表。強烈なアイデンティティを持つ知的障害のあるアーティストのクリエイティビティをブランディングすることで、社会に新しい価値の提案を目指す。最近ではワークショップデザインや、アートによる地域プロジェクトなど、プロダクトデザインに留まらない展開を見せる。


梶谷真司(かじたに しんじ)
哲学者、東京大学大学院総合文化研究科・教授
1966年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。専門は哲学・医療史・比較文化。著書に『シュミッツ現象学の根本問題~身体と感情からの思索』(京都大学学術出版会・2002年)、『考えるとはどういうことか~0歳から100歳までの哲学入門』(幻冬舎・2018年)などがある。近年は哲学対話を通して、学校教育、地域コミュニティなどで、「共に考える場」を作る活動を行っている――「共に考える営みとしての哲学は、まさに人と人が共に生きていくことそのものなのである。」(『考えるとはどういうことか』より)

Photo: Carlos Porfirio
ライラ・カセム
日本生まれ世界育ちのイギリス人。多人種、障害者など、様々なアイデンティティーを持つことから自身を「一人国連」と呼ぶ。デザイナーとして自らのスキルを社会福祉の現場での専門性と掛け合わせ、障害などを持つアーティストの社会参加と経済自立を促すための商品開発やデザインプログラム・ワークショップの企画・運営などを国内外で行っている。東京大学先端科学技術センターでは、「異才発掘プロジェクトROCKET」にも関わっている。2019年4月よりTURNのプロジェクトデザイナーを務める。

入場料

無料
※事前申込不要、手話通訳・文字支援付き

お問い合わせ

アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)事業推進室事業調整課
TEL:03-6256-8435(10:00~18:00 土日祝日を除く)
E-mail:info@turn-project.com

開催場所

東京藝術大学 美術学部中央棟1F 第1講義室(東京都台東区上野公園12-8)

クレジット

主催
東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、特定非営利活動法人Art’s Embrace、国立大学法人東京藝術大学