フィールドワーク編、レクチャー編で構成される連続ワークショップ。フィールドワーク編では、地域で活動するために欠かせないフィールドワークとはどのようなものか理解を深め、実践するために、ゲストアーティストの活動に導かれつつ、参加者が各自のフィールドを探し、向き合うための立ち方、術(すべ)について考えます。
レクチャー編では、出来事、物事の見方、取り組みに関する認識を拡張するために、水俣、ハンセン病、社会的養護といったフィールドで活動する人々をゲストに迎え、話を聞きディスカッションする場を設けます。
年度の後半では、フィールドワークやレクチャーと並走しながら、参加者がそれぞれのフィールドでリサーチや制作に取り組みます。
https://cleavingartmeeting.com/tama-egaku/
レクチャー編
第1回:2021年9月16日
「生きてきてくれてありがとう。安心と楽しいを一緒に育む」
高橋亜美 (社会福祉法人 子供の家 ゆずりは 所長)
第2回:2021年10月8日
「揺らぎと葛藤を伝える—— 水俣病患者相談の今」
永野三智 (一般財団法人 水俣病センター相思社職員)
第3回:2021年11月6日
「ハンセン病療養所で描かれた絵画 —— 国立療養所菊池恵楓園・金陽会の作品を見る」
木村哲也 (国立ハンセン病資料館学芸員)
第4回:2021年12月7日
「分断のなかにつながりを発見する——アートプロジェクト{つながりの家}と「旅地蔵」」
髙橋伸行 (アーティスト、愛知県立芸術大学教授)
第5回:2022年1月14日
「「なりたい自分になる」とは?―「カマボール」の企画・実施に携わって」
松本渚(NPO法人釜ヶ崎支援機構職員、NPO法人こえとことばとこころの部屋ココルームときどきスタッフ)
第6回:2022年2月8日
「老い、ボケ、死に向かい合うための演劇」
菅原直樹(老いと演劇」OiBokkeShi主宰、介護福祉士)
フィールドワーク編(ゲストアーティスト:豊田有希(写真家))
第1回:2021年9月29日
「黒岩地区で写真を撮るということー「あめつちのことづて」の制作をめぐって」
第2回:2021年10月23日
「黒岩の暮らしのことー黒岩地区にお住まいの方々と一緒に」
第3回:2021年11月27日
「多摩地域での制作(1)―リサーチを始めて」
第4回:2021年12月25日
「多摩地域での制作(2)―多摩ニュータウンと堀之内」
第5回:2022年1月22日
「REBORN プロジェクト」坂本展(1)―さかもと復興商店街より
第6回:2022年2月25日
「REBORN プロジェクト」坂本展(2)―展示とその後
第7回:2022年3月12日
「コンタクトシートなどについて」─フィールドワーク、リサーチでの気づきの残し方