アート・アクション・ユニット「マイノリマジョリテ・トラベル」は、2005年から2006年にかけて「東京境界線紀行」プロジェクトを東京都内で実施し、その成果として、アイデンティフィケーション＝差別のプロセスを意識化させる観客参加型の舞台公演『ななつの大罪』を発表した。本プロジェクトでは、その記録映像とその後のインタビューをもとに短編映画を製作。映画監督・佐々木誠による新作として発表する。上映会では出演者やスタッフを交えたトークイベントを併催する。また、プレイベントとして、舞台芸術分野内外の見識者を招いたトークイベントを開催するとともに、当時の資料（広報物、報告書、ワークショップ・公演記録、メーリングリスト等）を一元管理するアーカイブを作成する。
【樅山智子】
日本国内のほか、アジア、ヨーロッパ、北米、中米、アフリカの各地でサイト・スペシフィックなプロジェクトを展開。背景の異なる人々を巻き込んだ共同作曲の方法論を編み出し、様々な社会的マイノリティのコミュニティや他分野の専門家等との恊働を通して、同時代の人々と彼らの生活に属する音楽の創出を探求している。ツアー型の演劇作品、インタラクティブなサウンド・インスタレーション、儀式パフォーマンスなど、表現メディアは多岐にわたる。日本相撲聞芸術作曲家協議会（JACSHA）理事。
マイノリマジョリテ・トラベル・クロニクル実行委員会
e-mail：info@mimajo.net
UPLINK FACTORY（東京都渋谷区）
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