アーツカウンシル東京の事業

Reborn Homes Through my voice

  • 団体名 : 北條 知子
  • 区分 : 都内での創造活動
  • 助成タイプ : 単年個人
  • 分野 : 美術・映像

事業概要

Reborn Homes through my voiceは、2人のサウンド・アーティスト北條知子とRahel Kraftによる、記憶、音、そして声をめぐるプロジェクトである。あなたが「家」について考えるとき、どんな音を思い出すだろうか?国籍やジェンダー、社会的立場に関係なく、誰しも「家」とよばれる場所についての特別な記憶を持っているだろう。個々人にとっての特別な場における、特定の音環境——床のきしみ、ドアベルの音、夜明けに聞こえる鳥の声など——は、メディアによる客観的な「記録」としてではなく、人々の心の中の「記憶」としてとどめられている。アーティストは、地域住民へのインタビューを通して収集した記憶の音を基に、それぞれの個人的なサウンド・スケープを旧平櫛田中邸によみがえらせる。 会期中の毎週末には、特別なスキルを必要としないヴォイス・ワークショップや、ゲストを交えたパフォーマンスを開催する。

プロフィール

【北條 知子】
サウンド・アートおよび実験音楽の実践/研究。最近は、特定の場にまつわる個人の記憶やその不安定さをテーマに制作活動をおこなう。ポスト・ジョン・ケージ時代の実験音楽を扱う「実験音楽とシアターのためのアンサンブル」ディレクター。ロンドン芸術大学 MAサウンド・アーツ修了。

【ラヘル クラフト】
ラヘル クラフトはサウンド、パフォーマンスを中心に制作しているアーティスト。スイスのコンスタンス湖の近くで生まれ育つ。クラフトの興味は、近代的な作曲、即興、パフォーマンスとインスタレーションが交差するところにあり、そこには場や聴くことの実践、集団的プロセスも含まれる。

お問い合わせ

連絡担当者:北條 知子
e-mail:hello@rebornsounds.com

実施場所

旧平櫛田中邸(台東区)


※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。