アーツカウンシル東京の事業

カウラの班長会議 side A

  • 団体名 : 燐光群/(有)グッドフェローズ
  • 区分 : 国際コラボ
  • 助成タイプ : 単年
  • 分野 : 演劇

事業概要

坂手洋二による書き下ろし・演出、都民芸術フェスティバル参加作品として昨年3月に上演、大きな反響と高い評価を得た『カウラの班長会議』を、1944年にオーストラリアで起きたカウラ日本兵捕虜脱走事件から70周年目の今年、同国から5名の俳優を招き、国際合作版として戯曲から新たに作り上げる。1944年、8月5日。第二次世界大戦中のニューサウスウェールズ州・カウラの連合軍捕虜収容所。捕虜になった日本兵545名による史上最大の脱走計画。極限の選択を迫られる兵士たちの真実に、現代を生きるオーストラリア女性たちが迫る。

作・演出:坂手洋二
Cast:
Matthew Crosby Sonny Vrebac Baylea Davis Sarah Jane Kelly Jane Phegan
中山マリ 鴨川てんし 川中健次郎 猪熊恒和 大西孝洋 他

Staff:
照明○竹林功 (龍前照明)
音響○島猛 (ステージオフィス)
美術○島次郎
衣裳○宮本宣子
振付○矢内原美邦
舞台監督○高橋淳一
制作○古元道広 近藤順子

プロフィール

【燐光群】
主宰である坂手洋二の書き下ろし戯曲・演出作品を中心に、<共同体>と<個人>の相克というテーマを視野に入れながら、ジャーナリスティックな視点と斬新なテーマ性を併せ持つ意欲的な新作公演を重ねています。社会性・実験性の高さと、充実した表現力を兼ね備えた、国内での年3~5本の公演・ツアーの他、海外でも『神々の国の首都』『屋根裏』等で14カ国23都市の公演を行っています。硬質な社会性と日本文化を批評的にとらえるなかでうまれた幻想性、言語への深い考察と身体表現への積極的な実験精神が豊かに同居しています。今日的テーマを演劇というメディアに取り込み表現形式上の実験を推進、現代演劇の可能性を追求し続けます。

お問い合わせ

〒154-0022
東京都世田谷区梅丘1-24-14
フリート梅丘202
燐光群/(有)グッドフェローズ
制作:古元道広(フルモト ミチヒロ)
TEL: 03-3426-6294
e-mail: rinkogun◆alles.or.jp
◆を@に置き換えてください。

実施場所

下北沢ザ・スズナリ(東京都世田谷区)
神戸アートビレッジセンターKAVCホール(兵庫県神戸市)
ウィルあいち・ウィルホール(愛知県名古屋市)
Cowra Civic Centre(カウラ)
The Street Theatre(キャンベラ)
NIDA Parade Theatres(シドニー)